こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。
磐田市北部のお茶畑の一角にある、セラピールームでアダルトチルドレン特徴のお悩み人のサポートをしています。
私のクライアントさんの中には、約半年間のサポートで「自信のなさ」が消えていく人が多くいらっしゃいます。前回の続きで、なぜ自信のなさが消えるのか、そして心の中では何が起こっているのかについて、ざっくりと今日はまとめていこうと思います。前回の記事はこちらから『自信のなさが消えてしまう理由』
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Contents
自分の中に安心感がない
前回お話した通り、多くの人が抱きがちな「自信のなさ」という感覚は、その人の心の中に自分や他人への信頼(安心感)が育っていないことを反映するものと、私は理解しています。
信頼というと難しく聞こえますが、平たく言うと、自分のことを「これでよい」「これが自分だ」「私は私だから」というように感じるような「安心感」です。
自分に対する信頼や安心感がある場合、今の自分(の容姿や性格や能力)について、疑問を抱いたり強く否定する必要は生じません。
しかし、信頼や安心感を持てない人は、自分らしい自分を周りから受け入れてもらえなかったり、批判や否定をされたりしたことによる、なんらかの傷つき体験を持っています。
傷ついた時には、人の心はその傷を修復しようとします。その結果、誰かに慰めてもらったり、悲しみを分かち合ってもらったり、励ましてもらったりすることで、傷が癒えることも多いです。
心の奥に残る傷つきの記憶
しかし、心の傷は表目には見えにくいため、誰にも感知してもらえないことがあります。だって、自分の心の中で起こっていることは、他の人には見えません。一番わかってほしい誰かに訴えても伝わらなかったり、一方的に非難されてしまうことだって起こりえます。すると傷つきは癒されるどころか、もっと深まってしまいます。
こんな風に、私たちの傷つき体験やそれに伴った感情は、そのまま何もケアされることなく、心の奥に、そして体の中にも残っています。
さきほど、人に慰めてもらったり、悲しみを分かち合ったりすることで傷つきが癒えることがあると書きました。あなたは、きっとそのような癒しの体験を友人や大切な人と共有したことがあるでしょう。
このような時、自分と相手の間の交流は、とても大切な要素の上に成り立っています。
それは「受容と共感」の態度と言葉です。(これは心理カウンセラーや心理セラピストが身に着けているべき基本的な姿勢とされます)
「受容と共感」が癒しを与える
あなたの友人や大切な人はきっと、こんな言葉がけをあなたにしてくれたはずです。
「そうだったんだね」「そんな風に思ったんだね」「それはつらかったね」「たいへんだったね」など。
そしてさらにはこんな風に言ってくれたことでしょう。「私があなただったらきっと同じだよ」「そんな風に思ったっておかしくないよ」「あなただけじゃないよ」「誰だってそうだよ」
このような、受容と共感をベースにする交流の場では、傷ついたあなたは、批判や批評されることなく受け入れられ、そのままで許されています。(許されるとは、そのままでいさせてもらえる、という意味合いです)
「受容と共感」の言葉や態度には、心の傷を癒してくれる効果があります。自分をわかってもらえる、理解してもらえる、と感じられることは、癒しの効果と同時に、自分のままでいいという安心感にもつながります。
さあ、ここまで読んでくれたあなたは、自分の自信のなさにとって、何が一番足りないのかもうわかりましたよね。
タオマリエのクライアントさんたちは、このような「受容と共感」の態度や言葉が一番に不足しています。子どもの頃からずっと不足して今にいたっています。いや、不足どころか、自分に対して、卑下をしたり批判や非難をし、責めてきた人も多いです。
受容されず、批判や非難をされ続けていれば、どんな人でも心はボロボロになってしまいます。
まずは、このことを理解します。そうしたら次にすることはひとつしかありません。
自分を受け入れ、共感することで、傷つきや抑え込まれたままのつらい感情を解放していくこと。
いつでも誰かが、あなたを励ましてくれたり、一緒に悲しんでくれるとは限りません。そのような人がいつでもどこでもいれば、それは有難いことですが、相手にも相手の都合や事情はありますよね。
受容と共感は、ひとりでもできます。自分に対して自分で行えるのです。
自分に対する言葉がけ
マザーテレサという大きな存在
私自身も、自分をけなし卑下するという悪い習慣がしっかり身についていました。自分のことが嫌いで、自信はもちろんなく、人前に出ることが恐怖でした。そんな私が心理療法と出会い、そこで学んだ方法をセルフで実践し続けた結果、自信のなさは今はもうなくなってしまいました。(厳密に言うと、気にならなくなった^^)
人によって、やり方は多少異なります。クライアントさんも自分に合った方法で行っています。
どの場合も基本は「受容と共感」の態度です。
私の場合は、受容と共感の言葉がけを私にしてくれる「マザーテレサ」という存在をひんぱんに心に描きました。辛い記憶や感情に襲われた時、不安でたまらなくなった時、傷ついたと感じた時など、そのマザーテレサが、私に言葉をかけてくれるのを想像しました。
マザーテレサがかけてくれる言葉としてよく想像していたのは・・・
過去を思い出した時には「つらかったね」「かわいそうだったね」「ひとりで苦しかったね」の言葉や、今現在の辛さについては「そうだよね、それはつらいよね」「わかるよ」「あなたは全然悪くない」「誰だってそういうことあるよ」などなど。さらには「あなたなら大丈夫」「私がついてるよ」などの勇気がわく言葉がけも。
つらい気持ちや感覚が落ち着くまで、マザーテレサの存在を想像しながら、一日に何度も心の中で、そしてひとりでいる時には声に出してかけていました。
続けるうちに、自分を責めたり卑下することが減り、落ち込むこともだんだんと減っていきました。自分の中に「安心感」や自分への信頼の感覚が増えたからです。
イメージや感覚が大切
言葉がけをする時には、イメージが必要です。言葉だけでも効果はありますが、イメージでマザーテレサのような存在に包まれている感覚を想像できるとなお良いのです。
毛布にくるまれたり、あるいは柔らかいクッションを胸に抱くなどすると、温かさに触れている感覚が起こりイメージしやすいので、特におススメです。
また、マザーテレサのような存在というのは私の好みなので、皆が同じである必要はありません。
クライアントさんの中には、自分の胸ポケットに、インナーチャイルドの小さな自分がいると想像し、心が不安になったり動揺したりした時には、その自分に「よしよし」と声をかける、というアレンジをされていた方もいらっしゃいました。
(インナーチャイルドについては『自己肯定感が足りないと感じる時あなたの中の小さな子どもを探そう』の記事をご覧ください)
自分を一番わかってくれる誰か
いずれの方法でも、欠かせないことは「受容と共感」です。どんな自分であれ、否定せずにそのままに受け入れ信頼してくれる誰かがいることは、安心感や自分への信頼につながります。今まで不足していたとしても、習慣として取り入れることで、徐々に増やしていくことが可能です。
そしてその誰かとはまず、あなたのことを一番わかっているはずのあなた自身であることが大きなポイントです。
このような態度や言葉がけの習慣を身に着けていくことで、クライアントさんたちの自信のなさが消えていった、というわけです。また、自己肯定感の低さや、不安感や罪悪感など(のニセモノの感情)や生きづらさも改善されることはいうまでもありません。
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