アダルトチルドレンのための静岡発 磐田浜松 心理カウンセリング

静岡で心理カウンセリング【お客様の成果】幸せ競争の迷路から抜け出せた(30代主婦)

こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。

幸せになりたい、これは誰にとっても共通の願いだと思います。

でも、いったい「幸せ」って何?

素敵なお金持ちの男性と結婚して誰もがうらやむセレブの生活を手にいれること? 自分の好きな仕事をして輝いている自分であること? 心から信頼できるパートナーと二人三脚で人生を歩んでいくこと?

本日は10月にサポートを終了したAさんの変化のストーリーをシェアしたいと思います。(二重括弧内は、Aさん自身のご感想です)

信頼していた友人からのモラルハラスメント

過去の傷つきが癒えない

Aさんは2才のお子さんを持つママさんで、真面目で心の優しい旦那様がいらっしゃいます。彼女のSOSは、元友人からのモラハラで傷ついてしまった自分の心を癒したいということでした。そのハラスメントの影響はとても大きいようでした。

心理セラピーを受ける前の彼女の悩みは、自信がなく自分を卑下して、他人のことを羨ましいと思ってしまうというもの。そして『自己啓発で元友人から受けたアドバイスにとても矛盾を感じるのに、それにまだ捕らわれている自分が苦しい。死にたいと思っていた』ほど辛い状態でした。Aさんはタオマリエのブログを読んで、ご自分の今の苦しさが解決できるかもしれないとメールをくださったのです。

私の心理セラピーを受けようと思ったきっかけは『スピリチュアルとかではない、専門的なセラピーがこの地元で受けられるなら受けたいと思ったから』ということでした。

その元友人は、自己啓発やスピリチュアルセミナーを自分で手掛けるようになり、Aさんを客として誘って巻き込んだあげくに、自分が上の立場でいられる優越感を得たいために、Aさんを傷つけるような心ない言葉や矛盾したアドバイスをしていたのです。

幸せの椅子取りゲームへの違和感

元友人が、幸せを求めるAさんにしたアドバイスの数々は、いわゆるキラキラ系で「好きな仕事をしてお金も稼いでいる幸せな自分でいることが幸せだ」というブームに乗った薄っぺらなもの。幸せになるためには、椅子取りゲームで勝たなければいけない、そして椅子を取れる自分になるには、容姿が良い、収入がある、生きがいとなる仕事を持っているなど、条件を揃えないといけないのです。

そんな上辺の条件を揃えるため、友人が勧める婚活や引き寄せ、スピリチュアルにも染まっていったAさんでしたが、自分が求めている幸せとはどんどん離れていく違和感や疑問を感じ、結局Aさんは友人と縁を切ることになりました。

心理セラピーを開始した時には、Aさんは自分の中に渦巻いて消えない怒りをどうしていいのかわからない状態でした。そして「元友人に言われた言葉が頭から離れないせいで、幸せが見つけられないから、その言葉を正したい」とのことでした。

心理セラピーで取り組んだこと

「幸せ」って本当は何?

Aさんの「幸せ」のとらえ方は、元友人のアドバイスの影響が強かったので、心理セラピーと心の習慣化(ココロケアトレーニング)の両面で「幸せ」についてたくさん時間を取りました。

世の中には、幸せを目に見える状態や条件だと思っている人もいます。お金を持っているとか、容姿に優れているとか、良い仕事をしているとか・・・

そして、そのような条件に当てはまらない自分は不幸で、ダメな人間だとよけいに自己嫌悪を抱いてしまう、Aさんはそんな状態でした。

心理セラピーでは、元友人との付き合いで受けた心の傷を癒すことを主眼に、心の中に色濃く残っている友人の影響が薄くなるようにワークを行っていきました。ワークの中で、Aさんは実は「大嫌いだ」と感じていた友人が、ある時までは大好きだったし、自分を支えてくれていたことに氣づきました。

そこで、変わってしまう前の大好きだった元友人をAさんの心の中に残し、変わってしまった後のその人と決別するワークを行いました。そのセッション以降、苦しい憤慨の気持ちが消え、言われた言葉を正したい、という思いもおさまり安定を取り戻していきました。

幸せな人をねたんでしまう

その後のセッションでは「人を羨ましく思ってしまう氣持ち」にも取り組んでいきました。自分とは違うタイプの女性がチヤホヤされたり、自分ができないことをしている同年齢の女性がいると無性に妬ましく感じて、自分はやはり不幸だと思ってしまう・・・そして同時にそんなちっぽけな自分に嫌悪感を感じてしまう。

Aさんは、子どもの頃、親や先生から落ち着きがない子だと、よく叱られたり厳しく罰せられたりしました。大人になってからは、職場の上司や先輩がAさんの持ち味を認めてくれず、いつも誤解されたり低い評価をされる、という辛い経験もしてきました。

自分の個性や性格はダメで、人に愛されたり認めてもらえないんだ、というような強いマイナスの思い込みを抱えているAさんが、「自分は価値ある存在」で「幸せになる資格がある」ことを理解できるようなセッションと心の習慣化を進めていくうち、Aさんの固い心が次第に緩んでいきました。

しなやかな心の習慣づくりの成果

自分で答えを見つける

全部で8回の心理セラピーを行った後の、Aさんの感想はこのようなものです。

『心理セラピーを受けるまでは、自分の事が嫌いだったけれど、受けた後は、自分を愛せるようになった気がします。嫌な事や悩みがあっても、大丈夫なんとかなると思えたり、自分の心の中で解決できるようになりました』

Aさんは最初のうちメールで、悩み事について浮かんだ疑問を書いてくれることがよくありました。しかし、心理セラピーが進んでいくと、興味深いことに、自分で質問してきた内容について、その翌日には、自分で考えた答えを送ってくれるようになりました。

心理セラピストは、占いやコンサルティングなどのようにアドバイスを与えるのではなく、クライアントさんが心の中に持っている答えに氣づけるように促すというスタンスを取ります。以前のAさんは、どこかの誰かが持っている正しい答えを教えてもらおうという態勢でしたが、心理セラピーを行っていくうちに、自分で答えを見つけるという風に変わっていたのです。

幸せの感覚がつかめてきた

心理セラピーを受けて氣づいたことは『私は条件付けの幸せに悩んでいたとわかり、それがなくなってからは本当に楽になりました』

『スピリチュアルや自己啓発のアドバイスで振り回されて、もうダメかと思っていた自分と自分の人生が、タオさんの心理セラピーで次第に変わっていき、感謝でいっぱいです。最近なんとなく幸せの感覚がつかめてきたと思えます』

『自分を愛せないなど悩んでいる人は、アドバイスをもらうよりも、心理セラピーで基本的な部分を改善するのが大事だと思いました』

8回目のセッションが終わってルームを去る時に「栄養士の資格にもう一度挑戦してみようかな、勉強したいなって気持ちが出てきたんです」と言っていたAさん。その爽やかな表情が今も印象に残っています。

Aさん、自分の中の「幸せ」の感覚を大切にして、悩みや疑問に向き合う時も、自分の答えを信頼して大切な人との人生を歩いていってくださいね。応援しています。

*その他のクライアントさんの成果はこちらのページで読めます。

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