アダルトチルドレンのための静岡発 磐田浜松 心理カウンセリング

心理カウンセリングによるお客様の成果(60代主婦)

こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。

本日は「しなやかな心の習慣作り」プログラムを最近終了されたお客様の成果を、シェアさせていただきます。(二重カギ括弧内はご本人の声です)

「人の事を気にしたり、いい人でいようとしていた」

生きにくさの理由は自分への思い込み

Bさんは成人したお子さんが3人、お孫さんが6人いらっしゃる60代のベテラン主婦です。おうちがお寺という理由もあって様々な活動や地元の人との関わりも多く忙しい日々を過ごしていらっしゃる。しかし多くの人のお役に立つ立場であっても、人間は悩みがあるものです。「生きにくさ」を強く感じて悩んでおり、それは自分の性格と頭が悪いからだと思っていたのです。

『生きにくいのは、自分の性格、頭が悪いからで、この生きにくさを改善したいとずっと思っていたっけれど、自分から進んでカウンセリングを受けようと行動はしませんでした』

実は、私とBさんは高校時代からの友人のため、昨年、何年かぶりにBさん宅を他の仲間と訪ねた時に、私が英語からカウンセリングの仕事に転向したことをお伝えし、Bさんはカウンセリングにとても興味を持ってくれました。

『太田さん(タオマリエの実名です)がその様な仕事をしていると知って、高校時代からの友人なので、自分を隠さないで話せると思ったんです』とBさん。

幸いにも、私とBさんは学生時代同じ部活で時間を過ごしていて、お互いに自分を飾らずに話せる仲だったということがありました。(通常のカウンセリングでは、まず私タオマリエのことをまったく知らない人が、相談してみようと思ってくれるまでに時間がかかります)

「頭が悪い」「性格が悪い」という固い思い込み

Bさんは、お寺の忙しい仕事や地域の活動を切り盛りしながら、お寺を継いだご長男のお子さん2人のおばあちゃんとしてのかかわり、そしてお嫁に出た娘さん二人にも困った時の育児や家事のサポートに週末にでかけていく、そんなスーパーな女性です。それなのに「頭が悪い」「性格が悪い」と思い込んでいたとは、やはり人は外側からはわからないものです。

昨年の8月から、忙しい毎日の時間をやりくりして心理セラピーセッションを受けてこられたBさんは、途中でお父様が亡くなられるという悲しい出来事があり、数か月の中断もありました。でも、自分と向き合うことをやめずに、タオマリエのセラピールームに通ってくださり、今年8月に最後の6回目の心理セラピーセッションが終了しました。

固くて丈夫な信念をゆるめていく

スーパーな女性であるだけに、Bさんは初めのうち、きっちりとしていて「人はこうあるべき」「母親はこうあるべき」「嫁はこうあるべき」という考えを持っていらっしゃいました。でも、その「~であるべき」という考え方に苦しさを感じて始めていたのかもしれません。タオマリエのプチセミナーに参加され、「認知の歪み」のひとつ「*べき思考」のことを知り「私の事だ!」と実感されたBさんには、心理セラピーで、「べき思考」を始めとする、彼女の固くて頑丈な信念を少しづつほぐしていくためのセッションを行いました。

心理セラピーを進めていく中で、ご自分の固い信念への氣づきが次第に深まっていきました。また、日々のできごとを話してくださるBさんから、ご主人とのこと、自分の子どもたちや孫とのこと、そしてご近所の方々とのお付き合いのことなど幅広い関係性において、自分を取り繕わない素直さで見つめようとする真剣さが伝わってきて、とても印象的でした。

(注:「*べき思考」とは認知療法で11種類に分類される「認知のゆがみ」のうちのひとつ。自分や他人や世界はこうあるべきだというルールのような信念があり、現実がそうならない場合に落ち込んだり怒りを感じる考え方のクセや偏りのこと)

心理セラピーを受けて実感したこと

Bさんのセラピー後のご感想

『(心理セラピーを受けてから) 人の事を気にしなくなったし、いい人でいようと思わなくなりました。相手の自分に対する行動はまだ以前のように気になるけれど、私に対する反応が悪くても、それは相手の問題であって私の問題ではないなと思うようになりました。相手が私の事を悪い印象に感じたとしてもそれは仕方ないし、私が何かしたからじゃないと思うようになりました』

大勢の人との関わりで、相手の反応を気にしてしまいストレスが強かった理由は、自分は「性格が悪く、頭も悪い」から人に嫌われている、だからいい人になろうとして疲れてしまっていたことにBさんは氣づかれました。そして、それは事実ではなく、自分の考え方だということにも。そんな思い込みについてBさんはこう教えてくれました。

『自分のことを、性格が悪い、頭が悪いと思ってたことは、あまり変わらずそのままだけど、そんな自分でもいいんだと思う様になりました』

そんな自分でもいいんだ!

そう、そんな自分でもいいんです。悪いなんてことはひとつもありません。どんな自分でも受け止めて許す氣持ちをBさんは自然に感じられるようになりました。これは想像以上に大きな変化です。

私タオマリエの心理セラピーを受けてよかったことは、『クールに悩みを聞いてくれたことです。タオは昔からの友人だから、色んな事が正直に話せたと思う』とのことでした。

正直に話ができる!

正直に話せる、これがカウンセリングにはとても大切なこと。Bさんはたまたま旧友ではありましたが、カウンセリングが成り立つのは、クライアントがこの人なら正直に自分のことを話してもいい、と思ってくださるからです。とても大切で、一番難しいことだと言ってもいいでしょう。Bさんが初めから私を信頼してくれていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、これからもタオマリエを訪れてくださるクライアントさんが「正直に何でも言える」カウンセラーでありたい、と強く思いました。

変化はずっと続いていきます

「~であるべき」から「そんな自分でもいい」と思えるようになったBさんの変化は、これからもきっと続いていくと思います。今までのクライアントさんも皆さん同じです。やはり、クライアントさんご自身のもつ力は無限なんですよね。

Bさんのこれからの「あなたらしい」生き方を応援しています。

*その他のクライアントさんの成果はこちらのページで読めます。

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