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あなたを蝕む良くない心のクセ・ワースト3 – 静岡磐田で心理カウンセリング

2026.1.14 (2026.1.18更新)

磐田市北部ののどかなお茶畑を眺めながら・・・こんにちは、タオマリエです。

どの人も考え方のクセ(心のクセ)を持っていますが、中にはその人(の人生)を蝕むような危険な心のクセもあります。今日はそのうちの最悪な3つについて考えていきます。

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良くない心のクセ・ワースト3

私たちを蝕む良くない心のクセ、最悪トップ3は以下の3つです。

1.自己卑下

2.自己放棄

3.被害者意識

では、ひとつづつ見ていきましょう。

良くない心のクセ1:自己卑下

過剰に自分を過小評価する

「自己卑下」とは、自分を人よりも低くみてしまう傾向のことです。

必要以上に自分を悪く言ったり思ったり、自分は価値のない存在だと考えます。このような考え方のクセを持つ人はとても多いです。

あなたはどうですか?

「自分なんてダメ人間だ」という決めつけを持っているので、人前での話し方や態度に現れます。「私なんかが」とか「私なんて」が口癖になっています。

なぜダメなんですか?と聞いてみると、理由ははっきりとわからない。でも、とにかく自分は人よりできなくてダメなんだ、とおっしゃいます。

まるで催眠術や、はたまた洗脳にかかっているかのように、自分はダメ人間なのだ、と固い確信をもっているのです。とても打ち砕けそうもない強固な信念です。

自己卑下は、自分の能力や行動を否定する「自己否定」にも通じるクセです。

自己卑下する理由1- 「比較」

自分はダメだと確信してしまう理由は何でしょう。まず、誰かと比較される環境が背景に考えられます。例えば、親が兄弟を比較し、劣等感を感じさせるような批評をすること。または、隣の○○ちゃんと比較して、「○○ちゃんはすごいね、それに比べて・・・」や「○○ちゃん少しは見習いなさい」と言ったりすること。

このような比較は、どこの親も多少はやってしまうでしょう。しかしこれが日常的に行われると、比較され批評される子どもは、やがて「自分はどうせダメなんだ」と誤った自己判断をするようになります。つまり、親に低く見積もられている子どもは、自分のことを低く評価するのです。

あなたの場合はどうでしょう。

自己卑下する理由2 – 「完璧」

理由の二つ目は「完璧」を求められること。親が非常に立派な職業や立場にある場合には、子どもは親の期待に応えられる子どもになろうとします。

親が「私のような人間になれ」とはっきり口に出して言わない場合でも、子どもは周りの人々が、親のように立派さを自分を期待していると感じてしまいます。

さらには、完璧であることが当たり前と考える親の場合はもっと深刻です。

できない時の評価は0点以下となります。例えばテストで90点を取ってきた子どもが「なぜあと10点が取れなかったのか」と叱責される。90点取れたことを褒められるのではなく、10点を取れなかったことを責められるわけです。

批評はされるが褒められたことがない

私個人の経験でも、似たようなできことがたくさんあります。

小1の参観会の日、校内放送で短いお話を朗読した時、最後になって緊張で声が震えてしまった私。終わった後の母の言葉は「最後声がふるえなければ満点だったのにね~」の一言。

小学校中学年くらいの時に漫画に挑戦し始めた私。初めて描いた長いコマの数ページを、褒めてほしくて母に見せに入った時。「動作の場面が多すぎるね」の一言。

挑戦したことを褒めるのではなく、審査員のようにコメント(ダメ出し?)する母でした。それが普通だと思って大人になった私は、見事に完璧主義で、失敗を恐れる自信のない人間になっていました。

もし、自己卑下する人にアンケートをして、「子どものころ褒められたことがありますか」と質問したら、おそらく「褒められたことが全然またはほとんどなかった」に丸がつくことでしょう。

あなたはいかがですか?自分が何かに挑戦してうまく行かなかった時、あなたの親はどんな言葉をかけてくれましたか?またはどんな態度を取ったでしょうか。

何かエピソードがあれば、思い出してみてください。

良くない心のクセ2:自己放棄

他人軸の自分

自己放棄は少し難しく感じる言葉です。自分の考えや欲求をないものとみなしたり、重要ではないものとして扱ったりする傾向のこと。他人の判断に自分をまかせてしまう特徴があります。

以前に流行った「他人軸」という表現がピッタリくるようです。「自分がない」「自分がわからない」というお悩みです。

参考記事:『他人軸の生き方から回復するために』

自己放棄の背景は愛着不安

自己放棄の傾向がある人は、不安型の愛着スタイルを持っていると考えられます。子どものときに安心を得られない環境や養育者の下で育ち、不安がとても強い人に成長した人です。

愛着不安の人は、人間関係においては不安を払拭して安心を得るために、相手に対して依存的になりやすいです。その理由は見捨てられたり、ひとりきりになることへの恐怖を感じるからと考えられます。この恐怖に対応するために、自分のニーズ(自分の意見、感情、欲求、要望など)を後回しにしたり、ないことにしたりします。これが自己放棄の心のクセの背景です。

参考記事:『自分を放棄してるってこと気づいてる?』

自分のニーズをないことにする?

人と関係を築くにあたり、自分のニーズを後回しにする。このことが他人軸の生き方の最大の問題点と言えます。ニーズとは、人が必要とするものすべてを言います。その人の意見、感情、欲求、要望などのことです。

他人軸によって立っている人は、自分のニーズがわからないことが多いです。だって、自分のニーズは人間関係の邪魔になったりするからです。

でも、考えてみてください。相手のニーズを優先して相手に依存し、自分のニーズはないことにする ー その方法は、幸せな生き方と言えるでしょうか。不幸だとまで言えないとしても、主役のいないぼやけた映画を見ている感じがします。

あなたはいかがですか?自分のニーズをわかっていて、表現していますか?あなたのお相手は、あなたのニーズを受け入れてくれる人でしょうか?

良くない心のクセ3:被害者意識

なんで私ばっかり!

小さな「被害者意識」は誰にでもあるものです。何かがうまく行かない時に、概して人は、自分だけがそうなっている、と思いやすいです。。

例えば、周りの友人はみんな結婚していて子どもがいて、新築の家で幸せなお母さんをしている。でも、自分はというと、恋愛は失敗続きでいまだに独身。こんな時「なんで私ばっかり?」と思いがちです。

あるいは、うまく行かない時だけが強く印象に残るため、「なんでいつも私ってこうなるの?」と、うまく行っている時のことを忘れてしまいます。

自分だけが不運で、損している、いつも自分には不幸な出来事ばかりやってくる・・・そんな気分になってしまうようなことも起こるでしょう。一時的にそうなることは誰にもあります。

被害者意識が続くのは危険なサイン

いっときそんな気分になったとしても、私たちは「ちょっと大げさにとらえ過ぎだったな」なんて現実に戻ることができます。

しかし小さな被害者意識でも、場合によっては、現実と妄想の区別がつかない心理状態になってしまう場合もあります。被害者マインドの問題点は、『被害妄想』に発展するリスクがあるということです。これは甘く見ない方がいいと思います。

被害者マインドを危険なクセの3番目に取り上げた理由は、病的な被害妄想に発展する危険があるからです。そしていったんそうなってしまうと、元に戻すのは至難の業と言えます。

「いつも皆からいじめられる」

私が昔に働いていた会社でも、被害者意識の強い女性がいらっしゃいました。ロッカーで隣同士だったので、前の派遣会社での嫌な経験を聞いていました。最初は、それは気の毒にな、と単純に思っていたのですが。

ある日突然、その女性は私から距離を置くようになりました。「今日はあったかいね」と話しかけても、「ああそうですね」と冷たい口調の返事。ある時、廊下でばったり会い、私が先にドアを開けて後からきた彼女に「どうぞ」とドアを抑えていたら、彼女はその場でフリーズしたように立ち止まり「けっこうです」とひとこと。そして、私が通ってから一分もしないうちにそのドアをあけて入ってきました。

「思い込み」はその人にとっての現実

どうやら彼女には「自分は皆にいつもいじめられる」という被害者意識があり、私が彼女の悪い噂を言って仲間外れにしている、と勝手に思っていたようです。他の人からも彼女が「自分の陰口を言わないで」とけんか腰で言ってきたと、後から聞きました。でも誰も彼女の悪口なんて言っていません。すでに被害妄想の状態にまで発展していたことは、彼女の言動から見てとれました。

人の感情は抑えているつもりでも、顔の表情になって現れます。その人の場合は眉間にとても深いしわが刻まれていたし、暗い表情で、物思いに沈んでいる印象がありました。

もし、あなたに少しでも被害者意識のクセがあるなら、定常化して、病的状態へと進まないように早めに芽を摘み取ることをお勧めします。

被害者マインドの背景にある傾向

被害者マインドの素地ともいえる考え方の傾向があります。それは以下のようなものです。

・ネガティブ思考

・客観的なものの見方ができない

・他人や環境のせいにする(他責思考)

・何でも個人的にとらえる ほか

これらは、お分かりのように思考のクセなのです。人のクセは気質的な理由もありますが、たいていは子どもの頃からの環境の中で、親や周りから取り入れて自分のものにしているのです。

「大人の心」を育てよう

良くないクセを治す鍵

3つの良くないクセについてお話してきました。あなたは良くない危険な心のクセをどれか持っていると感じますか?

もしそうなら、どうやったら治せるんだろう、と思うなら、あなたはこの記事を読んだかいがありますね。そして、その通り、クセだから治せるのです。溶かすことができると言ってもいいでしょう。

その鍵は自分の中に「大人の心」を育てることです。お悩みを抱えてご相談に見える方々は、多くの場合「大人の心」が自分の中に育っていないことがわかります。

大人の心は、交流分析という心理学の言葉では「成人の心の自我状態」というものです。自我状態とは、自分が何かの出来事に対して、どのように考え、どのように感じて、どう行動するか、という決まったパターンのこと。大人の心は、冷静で客観的にものごとを判断できるパターンです。

今からでも決して遅くありません。自分で良くないクセがあると気づいたなら、あなたの人生を好転させる可能性のある「大人の心」をぜひ育てていきましょう。次回の記事で「大人の心」について見ていきたいと思います。

 

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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