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私たちに心理カウンセリングが必要な理由 – 静岡磐田で心理カウンセリング

2024.5.1 (2024.5.21更新)


こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。

本日もお訪ねいただきありがとうございます。

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静岡県磐田市で、アダルトチルドレン(AC)の生きづらさを抱えるお悩み人のサポートを始めて7年がたちました。生きづらさのレベルは様々ですが、人知れずお悩みの人が多いことを実感しています。

最近お見えになったクライアントさんの中には、お医者さんをたずねて相談したけれど、心の悩みの解決には結びつかず、結局どこに行ったら解決できるのかわからないので、本やネットの膨大な情報の中で迷子になっていた、という方も複数いらっしゃいます。

心理カウンセリングという選択肢が、私たちの社会にはまだまだ浸透していない、と言うことがわかります。そこで今日は、私たちにはなぜ心理カウンセリングや心理療法が必要なのか、ということに焦点をあててみようと思います。

不安定な現代の背景

物質的な豊かさを求めた時代

私が子どもだった1970年代ごろ、心理カウンセリングは全くといっていいほど浸透していませんでした。そういうしくみや職業がある、ということもあまり知られていませんでした。

じゃあその頃の人たちは、今の私たちが抱えるような人間関係や夫婦関係などの悩みがあまりなかったのか、と考えると全然そんなことはありません。

どの時代にも私たちは何かしら悩みを抱えて生きていたはずです。ただ時代背景的にみると、悩みの質や形態は変わっていると言えます。

1900年代後半は物質的な豊かさを求めた時代でした。家や車や財産、仕事の地位や肩書など、目に見えるものに価値が置かれ、人々が競っていた時代。適齢期で結婚するのは当たり前、近所のおばさんがお見合い写真持参で縁談を勧めてくれる、など。

ひとつの大きなまとまった価値観の中で人々は人生を送っていた、というのが私の感想です。

個人の自由が進むと不安定になる

一方、情報化が進んだ現代は、個人の自由がより優先され、自分で決められることが増えました。自由に職業を選べるし、結婚してもしなくてもいい、子どもを作らない自由もあります。しかし、それはロールモデルを失くしてしまったことを意味します。

会社では、いじめやパワハラがほびこり、学校ではいじめの手口が高度になっていると聞きます。大人も子どももストレスがそれだけ大きいということです。当然、悩みを打ち明けたり助けてくれるような友人を作ることも困難になります。

個人の自由度があがった反面、人々の心から安定が減っている、と言えます。

なぜなら自由であることは、自分で決めていいという利点の裏側に、選択に対する自分自身の責任がついているのです。さらには、多くの選択肢から自由に選べる場合、迷いはそれだけ多くなり、どれがいいのか不安になったりします。そのため自分の負担は大きくなり、心の不安定さがよけいに増すというわけです。

悩む人々の受け皿

心の不安定さが増え、ストレスが大きい現代の私たちにとって、受け皿のひとつとなっているのが、心療内科などの病院の診察です。パワハラなどを受けて、適応障害と診断され、休職する人も多いです。地元の心療内科は予約がなかなか取れない状況だと聞きます。

ひと昔前はどうだったでしょうか?何かもめごとや問題があったりすると、ご近所さん、親戚、あるいは会社の上司など、親身に相談にのってくれたり解決に走ったりしてくれるような関係性がありました。悩みを個人的なことと捉えるよりも、集団で解決しようとする考え方が、今よりはずっとあったように思います。

今、個人の自由が進み、情報化がすすんだ時代では、集団の中で協力し合う解決法よりも、ネットで検索して解決法をさぐる、ということが多いです。つまり、周りのリアルな誰かに相談したりしてつながる、ということが減っています。人と人の関係性が明らかに変化しているのです。

心理カウンセリングを活用しよう

根本的解決を求めて

このような時代の変化という観点を踏まえて、心理カウンセリングを活用することの意味を考えてみたいと思います。

心の悩みで心身ともに問題が出た場合、病院に行くのはまず最初の選択肢といえるでしょう。心療内科は薬や診察によるアドバイスで、人々の受け皿としての役割を果たしています。地元でも心療内科はなかなか予約が取れないと言われるほどです。

しかし、タオマリエを訪ねてくださるクライアントさんの中には、病院に長くかかっていて薬をもらっていたり、休職して家で休養していた人もいらっしゃいます。その方々が結局心理カウンセリングを選んで訪ねてくださる理由は、なんでしょうか。

それは、根本解決を求めているから、といえるでしょう。自分自身の体験を通して、病院や薬はあくまでも対処療法であることを実感した、いうわけです。

心理カウンセリングのハードル

さらには、クライアントさんの中には私のカウンセリングのことをネットを通じて知っていたけれど、申し込むまでに半年や一年以上の時間がかかる方もいらっしゃいます。

その一因は、心理カウンセリングにかかるのは、心が弱い人とか情けない人、あるいは負けている、などというネガティブな印象を持っていること。そのために、心理カウンセリングを受けることに対して実際以上にハードルをあげてしまいます。

あるいは何か嫌なことや変なことをいわれたりしないか、ばかにされないか、などという不安がある場合もあります。

私たちは知らないことに対して、必要以上に恐れをいだきがちなのです。

しかし、このようなマイナス意識や不安を感じながらも、勇気を奮い起こして心理カウンセリングルームを訪ねてこられた場合には、想像していた不安は「杞憂」だったとわかっていただけます。そして同時に「もっと早くにきていればよかった」と多くの方がおっしゃいます。

そういえば、以前に半年間の「しなやかな心の習慣づくり」を終えたクライアントさんがこんなことをおっしゃっていました。「これからも何かあったら美容院に行くような感覚で相談に来たい」と。

心理カウンセリングがそんな身近な日常的存在になることを願っています。

関連記事をどうぞ『静岡でカウンセリングをあなたに』

問題の原因はどこに?

では、心理カウンセリングによる根本的な解決とはどういうことでしょうか?

例えば、あなたが人間関係で悩んでいる場合、その背景には様々な理由があります。多くの場合、私たちは、問題の原因がその環境や相手にあるとみなします。しかし、もしあなたが職場を辞めて別の職場に行った時に、また同じような問題が起きたとしたらどうでしょう?何度も何度も同じ問題が繰り返されるとしたら?

あれ、何かおかしいな、と思うはずです。それは本当に相手や職場だけが問題の原因なのか?相手や環境を批判・非難し続ける場合に、盲点となるのが、自分のことを冷静に見る心の状態です。

自分は被害者だ(もちろん被害者になっているわけですが)と思い続けているだけの状態は、問題解決の糸口を自分で断ち切っているようなものです。

一歩離れたところから、自分と自分を取り巻く環境をあらためて見てみると、これまで見えていなかったものが見えて、気づくことが意外に多いのです。

考え方の病気(悪いクセ)を治す?

以前、職場での人間関係でお悩みのクライアントさんがタオマリエを訪ねてくださったきっかけをお話してくれました。それは、長年の友人がインターネットで私のサイトを見つけて勧めてくれ、「考え方の病気だと思うから、お医者さんに行って薬をもらうよりも、考え方を変える方法を探したほうがいいんじゃない?」とアドバイスをしてくれた、というものでした。

友人のアドバイスはまさに的を射ています。医者が体の症状を治すのであれば、心理カウンセラーは考え方の病気(悪いクセ)を治す、と言うことができます。ただし、心理カウンセリングはあくまでも治療行為ではない、ということを付け加えないといけません。

さらに言うと「治す」というのも正しい表現ではないのです。「治る」または「良い方向に変わる」と言った方が適切です。そう、自分で治っていくし、変わっていくのです。どの人の心もそのように「しなやか」にできています。

自分自身の内面(ものの見方、感じ方、考え方)が変わることこそ、さまざまな問題の根本的解決であると言えます。

心理カウンセリングのメリット

ではここで、心理カウンセリングを受けることのメリットをまとめてみます。

病院や薬という対処療法ではなく、根本的な解決を求めた場合の受け皿が、心理カウンセリングであるということはもちろんです。そのうえで、心理カウンセリングを活用することで以下のようなメリットが考えられます。

1.自分の感情や思考を整理でき、自己理解が深まる

2.感情のブロック解消ができトラウマの克服につながる

3.考え方がニュートラルになり人間関係が変わる

4.心が安定し体の健康を取り戻せる

これら4つのメリットは、私がこれまでかかわったクライアントさんの変化からまとめたものです。

心理カウンセリングは、悩みやストレスを抱えている人がカウンセラーに話を聞いてもらい寄り添ってもらうことから始まります。人は自分を理解し受け止めようとしてくれる誰かによって、安心を得て、その安心感の中でさまざまな気づきを得ていきます。

カウンセラーがクライアントを治すというよりも、その人自身の持っている「変わろうとする」力が心理カウンセラーとのかかわりを通じて働き始める、ということなのです。

 

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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