心理カウンセリングで得られた良い事5つ(前半)- 静岡磐田で心理カウンセリング
2026.3.5 New
静岡県磐田市のお茶畑を臨むセラピールームから。
こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。
今日は私個人の話になりますが、心理カウンセリングを受けてよかった5つのことをまとめてみようと思います。個人での体験ですが、ひょっとしたらあなたにも通じることがあるかもしれません。
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まず初めに、私がどんなことで悩んでいたのか、さらっとお話します。その前提で、よかったこと5つについて読んでいただければと思います。
Contents
私が悩んでいたこと
他人は自分よりうまく行っている
そもそも悩みが何もない人なんていないのではないでしょうか。でも、人はなぜか、自分よりも他人の方が、人生うまく行っていて恵まれているように思ってしまうものです。私も他の人には私のような悩みなんてないだろうと思っていました。そんな私も、「悩みなんてなさそうだよね」と言われることもありました。
「悩みなんてない」そう思われても無理もないかもしれません。だって、いつも大丈夫、全然何も困ってないって感じでふるまっていましたから。自信がない、なんて悩みを人に見せないようにしていました。
人前に出て話をするのが苦手だったのに、英語が好きだったので選んだ職業は英語を教える講師。そしてその後は通訳学校に通って訓練を受け、通訳にもなりました。念願の通訳になれたのはよかったのですが、毎日が自信のなさと自己嫌悪と戦う日々でした。
社交不安の復活か・・・
そして、挙句の果てに、20代の頃に悩まされた社交不安が復活しそうな兆候が出始めました。通訳している時、聴衆に顔を見られるのが怖くなってしまったんです。「下手な通訳だなあ」「間違ったこと言ってるよ」という聴衆の心の声が自分の頭の中で鳴り響いてきたりして・・・
このままバレないように自分をごまかしていてはだめだ。なんとか自信のある人間になりたい、人目や人の評価を気にせずに、堂々と人生を生きていきたい。一度きりの人生だからと、自信のない自分を変える方法を探し始めました。そして、今からかれこれ13年前にビリーフを変える心理療法に出会いました。
それまで本格的な心理療法には取り組んだことはありませんでした。でも、この方法なら、ひょっとしたら私の自信のなさや、アダルトチルドレンの傾向も変えていけるかも、と思ったんですよね。
この記事の中では心理カウンセリングや心理セラピーの詳しいお話は割愛するとします。ではここから、私個人が今「本当に心理カウンセリングに出会って真剣に取り組んでよかった~」と思えたことをお話していきます。
心理カウンセリングを受けてよかったこと5つ
よかったことを5つここに挙げます。どれが最初とか、どれが一番良いなどの序列はつけていません。これを知って「助かった」とか「良かった」と純粋に思えることばかりです。これを知らずにあのまま過ごしていたら、私はきっと、今のように自由でラクな自分になっていないはず、と断言できます。
(1)自分が「ダメ人間だ」と思い込んでいた理由がわかった
(2)落ち込んだ時に、自分を立て直す方法を得た
(3)悩んで迷路に迷い込むことがなくなった
(4)自分の常識は他人とは違うとわかった
(5)人目が怖くなくなり気にしなくなった
それでは、ひとつひとつ手短に見ていきましょう。
その1.ダメ人間だと思い込んでいた理由とは
リミッティングビリーフ(禁止令決断)
私が最初に参加した心理療法のグループでは、子どもの頃に主に親との関係で、心の中に取り入れてしまうビリーフがあることを知り、詳しく学びました。そこで、私が「自分はダメ人間だ」と信じていたのは、ビリーフが原因だったのだとわかったのです。
ビリーフは正確にはリミッティングビリーフというもので、日本語に直すと、「自分に制限をかけてしまう信念」のこと。本当はそうではないのにそう信じ込み、その信念が自分の生き方に制限をかけてしまうものです。
このビリーフは、交流分析という心理学の「禁止令決断」に相当します。子どものころに親との関係に適応するために自分で、ある意味、サバイバル戦略として取り入れるものです。もちろん、子どもの自分はそこまで理性的に意識しているわけではありません。でも、自分で取り入れるものだから、適切な心理療法によって、自分で変えることができると考えられています。
「自分で決めたから自分で変えられる」
私の決断は「自分であるな」「重要であるな」「子どもであるな」「成長するな」「くつろぐな」「所属するな」などいろいろありました。そのような決断があれば「自分をダメ人間」と思い込んでも不思議はないでしょう。
少し詳しく説明すると、例えば「自分であるな」(そのままの自分ではいけない)という決断をする場合。子どもは、自分らしくふるまうと、親が満足してくれなかったり愛してくれない、ということを体験しています。そのため、本当の自分の気持ちや欲求を封印して、親が望む通りの、良い子や優しい子、可愛い子になろうとします。つまり、本当の自分は「ダメ」だから隠して、ないことにしておく必要があるのです。
しかし、どんな決断であったとしても、それらは「自分で変えることができる」。この考え方が、あの頃の私にとっては、救いであり希望の光に思えたのです。その瞬間が、心理カウンセリングで自分と向き合う旅の出発点でした。
その2.落ち込みから自分を立てなおす方法とは
完璧主義者で「べき思考」の自分
昔の私はかなりの「完璧主義者」だったように思います。「べき思考」(または「すべき思考」)という認知の誤りというものがありますが、自分はこうあるべき、人はこうするべき、という鎧のような信念をまとっていました。
完璧主義者で「べき思考」の自分は、失敗したり理想の自分に手が届かない時には、落ち込むことがとても多かったです。落ち込んだ時にはたいてい、週末に布団をかぶって寝ていました。現実逃避の方法でした。でも、一時しのぎで、自分と向き合わないから解決にはなりません。
「認知のゆがみ」の関連記事『- 誰もがもつ偏った考え方-』
自分を受け入れてくれる存在
心理療法・カウンセリングを学び実践するようになってからは、セルフで自分を励ます方法を知りました。それは「自分をそのまま受け入れてくれる空想の存在」を自分の心の中に持つこと。私のイメージの存在は「マザーテレサ」でした。
どんな私でも赦して励ましてくれるマザーテレサをイメージして、落ち込んでいる自分にかけてほしい言葉を想像しました。「大丈夫だよ」「もう十分がんばってるよ」「わかっているよ」「味方だからね」という感じで、心の中でマザーテレサとの対話を頻繁にしました。
批判的な心の声が消えた・・・
その習慣を続けていくうちに、以前に鳴り響いていた自分を責め立てる声がなくなったのです。「なんでできないの」「また失敗したね」「どうせだめなんだから」などの批判的な思考が、すっかり消えてしまいました。
このような厳しく自分を責める声は、交流分析では「厳しい親の自我状態」が発するものととらえられます。私を責める声のルーツは、子どものころに怖い顔で(心配していたのかも?)私をじっと見つめていた審査員のような母でした。厳しい母の言葉を心の中でいつも想像していたわけです。
「親の自我状態」の関連記事『アダルトチルドレンの心の中で起こっていること』
その3.迷路に迷い込むのはもうやめた
グルグル思考は心のクセ
あなたも「グルグル思考」になることはないでしょうか。これは心理学では「反すう」と言って、起こったことをいつまでも思い続けてしまうクセのことです。何か嫌なことが起きたり、心配事がある時にはそうなることもありますよね。
ただ、この場合には起こった事実を見るのではなく、想像の世界に飛んでしまうことが多いのです。心理療法・カウンセリングを学んでから、自分は事実ではなく想像でものごとを自分勝手に判断するクセがあることがわかりました。
よからぬ空想が止まらない
これは思考の誤りの一種ですが、自分ではまったく気がつかないでやっていることのひとつでした。例えば、昔つきあっていた男性との例では、こちらからメールをして返事がしばらくないと、あれこれと想像して不安になりました。「ひょっとして交通事故にあったのではないか」「もう私のことが嫌いになってのではないか」「もう返事なんてしないつもりじゃないか」などと、よからぬ空想に走り、返事が来るまでには疲れ果ててしまう、なんてことがありました。
恋愛だけでなく、自分の評価がかかわる出来事になると、まるで迷路に落ち込んで抜けられないグルグル思考になっていました。しかし、思考の誤りであり考え方のクセであることがわかり、それを治すためのワークを行うことを続けていきました。
気づいてストップをかける
そのワークとは、自分の「○○は○○だ」という思考について、「それって本当?」「事実はどうなの?」と聞いていく方法です。事実を冷静に見られるようになっていくと、それまで悲観的で絶望的だった感情が静まっていきます。自分のものの見方や捉え方が客観的になるからです。
今の自分は、反すう(グルグル思考)が始まると、すぐに「あ、今やっちゃってるね」と気づいて、現実を冷静に見ることができています。本当にラクになりました。
補足すると、グルグル思考は絶対にだめ、ということではありません。グルグル思考は誰にでも起こります。でも、そうなりかかった時にその自分の状態に気づけること。そして「そこでやめよう」と決めることが重要です。
このように「気づいてストップをかける」ことを粘り強く続けると、グルグル思考から抜け出せます。そして、気づける自分になるには、「大人の心」が必要になってきます。大人の心とは、自分の状態を客観的に見つめられる観察の目を持てることです。
「大人の心」の関連記事 『人生を好転させる大人の心を育てよう』
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ここまで、私が「心理カウンセリングを受けて良かったこと5つ」のうち3つをお話しました。まだ2つ残っていますが、長くなりそうなので、ひとまずここで筆をおき、後半に続けたいと思います。
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このブログを書いた人
アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)
20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。
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