自尊心回復への道:無価値感を抱いてしまうあなたへ-静岡磐田で心理カウンセリング
2025.3.9
こんにちは、タオマリエ(汰緒鞠映)です。
静岡県磐田市北部のお茶畑の一角で、心理カウンセリングによるお悩みサポートをしています。
自尊心が低い、ネガティブ思考、人間関係が辛いなどのお悩みの方々がタオマリエのカウンセリングを訪ねてくださいます。そのお悩み人たちに共通にみられるのが「自分に対する無価値感」です。自分の価値は低いと感じてしまうあなたへ、今回も自尊心回復のヒントをお届けしたいと思います。
前回の記事はこちらへ『自尊心回復への道:自分の価値が低いと感じる原因は?』
前回は、自分の価値が低いと感じる原因と、その解決策のヒントを書きました。
前回の記事はこちらへ『自尊心回復への道:自分の価値が低いと感じる原因は?』
今日は、多くの人が抱く「無価値感」の背景をもう少し詳しく見ていきたいと思います。繰り返しの点も含みますが、どうぞお付き合いください。
Contents
日本人特有の考え方
もしあなたが「自分は価値ある存在じゃない」「たいしたことない」「自分に自信なんて全然ない」。そんな風に感じているとしたら、それは自分に対する無自覚な過小評価があるということです。
残念ながら、日本人は特にその傾向が強いように思えます。
自分に対する無価値感や、価値の低さの背景には、ひとつに日本人特有の共通した考え方があるようです。特に顕著だと思えるものを見てみます。
完璧にこだわること
日本人は「完璧主義」の人が多いです。何でも、完璧にやらなければいけない、完璧にできることが素晴らしいことだと信じるのが完璧主義者です。
完璧に近づこうとすることで、素晴らしい成果が手に入るという側面は確かにあります。日本の優秀な技術は、完璧を求める気持ちが具体的に形になったものといえます。
しかし、実際には完璧に何かをすることはそもそも不可能です。そのため、心にジレンマが生まれるのは必然でしょう。完璧でない自分はだめなんだと思えて、落ち込みがちになったりします。
タオマリエのクライアントさんも、「完璧にはできませんが」とか「100パーセントではありませんが」などとよく口にされます。一般的に、完璧でなければいけない、というような評価の基準を持っている方が多いようです。
「正解」を求め続ける
そして、もうひとつ、完璧と同じように多くの人が求めるものに「正解」があります。
自分の行い、選択、決定や考え方などについて「正解」を求めがちです。その場合、「正しい答え」がどこかにある、と思っています。答えは自分の中ではなく、どこか外にある、と信じているのです。
それはつまり、「正解」は誰かが持っていて自分の中にはない、という前提なのです。そのため、正解を求めて様々なセミナーや占いに通いつめ、ますます迷ってしまう人もいます。
実は、正解というのはひとつではありません。人それぞれの「正解」と思える答えや考え方があるのです。正解と思えるものを自分の中に探すことをしないと、他人軸な生き方になりやすいといえます。
間違う自分は恥ずかしい
次に特徴的な傾向は、「間違い」や「失敗」を過剰にマイナスに見るということです。
完璧や正解を求める人は特に、間違いや失敗を恐れます。間違う自分、失敗する自分は許されない、そんな自分は恥ずかしいと感じてしまう人が多いです。
私は長年通訳をやっていたので、イベントなどで外国のお客様に接した際、日本人のやり方と全く違うことに驚いたことがよくありました。
日本人側はいつも、完璧に計画と準備をするという態度で臨んでいました。一方の外国人サイドは、不完全な準備でもまず始めてみて、途中で変更や改善をどんどんしていく、という方法でした。
日本サイドは、毎回時間をかけて完璧に計画します。するとそのスケジュールに対して、外国人側は、変更や取りやめを簡単に提案し実行します。そんなやり取りの中、日本人側がすごく苦労していたことが気の毒に感じました。
失敗は許されないもの
その時の経験から、外国の人は、失敗を不安に思ったり恐れるという感覚が少ないと感じました。一方、日本人の私たちは「失敗は許されないもの」ととらえがちです。失敗することに必要以上に過敏になったり、自分を恥じたり責めたり。少し行き過ぎているように思えます。
日本人が失敗に過敏であるという側面は、完璧さや正しさを強く求める表面の裏側といえます。
自分に条件をつけていませんか?
多くの人の「無価値感」の背景として、「自分に条件をつけている」ということが疑われます。
これは無自覚にやっている場合が多いので、私たちは意外に氣がついていません。いったいどんな条件をつけているんでしょうか。
自分を否定するとき
もしあなたが、自分のことをダメだ、とか、自信がないとか、自分を責めたり否定したりするクセがあるとしたら。あなたの背後に「自分への条件づけ」が存在しています。
人によっていろいろな条件のつけ方があります。
自分の能力と結びつくものとして、「自分は仕事ができないといけない」「自分は良い母親でなくてはいけない」「自分は失敗してはいけない」など。
他にも「自分は嫌われてはいけない」「自分は皆に好かれなければいけない」「自分のことを相手が喜んでくれないといけない」などは、相手との関係性に結びついています。
あなたは、自分にどんな条件付けがあるか、ぜひ考えてみてください。
自分の存在価値
自分に対してつけている条件は、自分の存在価値にもなっています。自分に対する条件が強い影響の例として、私の母のことをお話します。
母は、若い頃から何でも人より上手にできる人。例えば、お料理やお裁縫が得意で、お花をみごとに大きく生き生きと育てる特技もあります。そういうことが母の自尊心にもなっていたし、家族や人の役に立てているということが人生の励みでした。
そんな母は今88才。高齢になり、記憶力が衰え、体力もなくなったことから、いろんなことがきちんとできない。と、自分を責めることが多くなってしまいました。
「役に立たなければいけない」
何もできなくて家族の役に立ってない。自分は生きている価値がない。早くお迎えが来ないかね、なんて会話が増えるばかり。自分は邪魔な存在だと思われてるに違いない、時にはそんな被害妄想的な気分になることも。
母の場合は「自分は役に立たなければいけない」という条件を自分に課しているのです。今もう役に立てない自分は生きている意味や価値もないと思ってしまうようでした。
家族のサポートの限界
そんな母を取り巻く家族はたいへんです。母が自分の失敗に気づかないように、会話に工夫したり、環境を変えたり。できないことや忘れたことに気づいた母を、必死になぐさめるなど、私と娘とでいろいろやっているのですが・・・・・
やはり限界を感じてしまうことも多いのです。母自身が「役に立たない自分」という条件付けを手放せません。自分の価値や存在意義を「何かができて役に立つこと」と思い込んでいる以上、なかなか難しいと感じます。「いてくれるだけでいいんだから、それだけで安心なんだから」と伝えても、心から納得していないようです。
対象療法から根本的な解決へ
世の中、「役に立つから自分は価値がある」と信じている頑張っている人はきっと多いことでしょう。その頑張りは尊いことだし必要なのだと思います。でも、そのような条件づけだけで自分を保っていくのは無理があります。なぜなら、どんな人も状況や環境は変わるし、年を取っていろいろなことが衰えるのは必至だからです。
自尊心が低く、自分に自信がなく、無価値感を覚えてしまう、というあなたに。ぜひ、自分に対する条件づけや、自分の価値について、一度立ち止まって考えてみることを提案します。
そのようなステップを得ることで、無価値感が減っていくことがあります。自分の価値が、できごとや環境によって上がったり下がったりしなくなります。条件を満たせないから、自分はだめな人間だ、とあなたは思い込んでいるだけです。それはあなたが本当にだめな人間だ、ということでは決してないのです。
この誤解を解くことが、大きな課題です。
心理カウンセリングの役割
問題にぶつかった時には、その問題をいっとき解決する(例えば頭痛薬を飲む、のような)対症療法的方法があります。しかしそれだけでは必ず限界がきます。
その限界の向こう側には、自分のことを知り、気づきを得て、別の考え方やもののとらえ方をする、という根本的な解決の道があります。その道から見える景色は今までと違って見えるものです。
根本的に変わりたいと思う人が、解決の糸口のひとつとして求める道が、心理カウンセリングだと私は信じてやみません。
心理カウンセリングを受けるにあたり、敷居の高さを感じてためらう人も多いようです。でも、いざ敷居をまたいでみたら「思ったように怖い場所じゃなかったし、緊張もしなく安心できた」と言ってくれる方もいらっしゃいます。
もっと身近で安心して相談できる場所としてのカウンセリングが、今後の目指す姿ではないのかなと感じています。そのためにできることをコツコツとやっていきます。(最後は私の決意表明のようになってしまいました)
心理カウンセリングの関連記事『私たちに心理カウンセリングが必要な理由』『心理カウンセリングの効果:心を整理する』
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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)
20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。
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