自尊心回復への道: 自分の価値が低いと感じる原因は? – 静岡で心理カウンセリング
2025.2.11
こんにちは、タオマリエ(汰緒鞠映)です。
静岡県磐田市北部のお茶畑の一角で、「心理セラピーと心の習慣化トレーニング」(しなやかな心の習慣作り)でお悩み人をサポートをしています。自尊心が低い、ネガティブ思考、人間関係が辛い、そんなお悩みのあなたに、今日も小さなヒントをお届けしたいと思います。
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前回「自尊心」をテーマに3つの習慣についてお話しました。『自尊心を取り戻すための3つの習慣』
今回は、「自分は価値が低い」という感覚についてさぐっていこうと思います。これは、けっこう多くの人が無意識に持っているものと思われます。
あなたはいかがですか?
Contents
自分は価値が低いという感覚
自分に自信がない人
タオマリエの心理カウンセリングを訪ねてくださる人たちが、共通に口にする言葉があります。それは「自分に自信がない」ということ。
自信のなさ、というのは、完璧であることを目指し、失敗を恥ととらえる私たち日本人の全体的傾向と言ってもよいかもしれません。自信がある人の方が少数派ではないかと思います。とすれば、自信のなさは大げさにとらえることでもないといえますよね。
ところが「自信のなさ」は、お悩み人にとってはものすごく大きなことなのです。それは、私自身がずっとそうだったので心底わかります。そう、大問題なのです。
(どうやったら自信のある人になれるのか、なんとか自信のある人になりたい!とかなりの時間やエネルギーを使っていました。でも、私の長年の努力は、結局あまり功を奏しませんでした、12年前に心理セラピーに出会うまでは・・・・)
自信のなさ、劣等感、自尊心の低さなど。このようなお悩みの背景にあるのが「自分の価値は低い」という感覚です。あまりはっきり意識していない人の方が多いかもしれません。なんとなく自然にそう思える、という感じなのです。
その感覚の発生源は?
「自分の価値が低い」または「自分は無価値だ」という感覚は、劣等感、自信のなさ、自尊心の低さの土台となっている感覚です。土台の部分なので、あまり意識することなく自然にそういう状態なのだと言えます。
では、どのようにこの土台が作られたのでしょうか。その鍵は、子どもの頃の養育環境が握っています。どの子どもも、育っていく環境で、主に親が発するメッセージを受け取っています。自分の価値の土台は、親からのメッセージが積み重なってできあがっているのです。
親からのメッセージってなあに?
「批判的」対「受容的」
子どもは、親が発するメッセージを毎日受け取って育ちます。メッセージは、言葉で直接発せられるものだけでなく、親の一瞬の表情や、態度、対応の仕方もあります。これらは非言語のメッセージと言われます。
親が発するメッセージは、大きく「批判的」なものと「受容的」なものに分けられます。批判的な親のメッセージは、ご想像通り、子どもが自分を無価値だと感じてしまうマイナスの作用があります。反対に受容的な場合は、子どもは自分が受け入れてもらってよい存在だ、と自然に感じるようになるものです。それぞれ見てみましょう。
無価値だと感じる場合
受けとめてもらえない
親の態度や対応から言うと、自分を受け止めてくれない、認めてくれない、無視をする、じゃま者扱いする、反応してくれない、放置する、後回しにされるなどがあります。
言葉としては「おまえはだめだ、わがままだ、弱虫だ、性格が悪い」など、親の観点で子どもを決めつけてしまう、ということがあります。それはたいていの場合、親がそのような子どもは良くない、と思っている場合です。
他には、子どもの行動や能力を批評するような「なんで~できないの」「なんで~なの」などの責め言葉によるメッセージがあります。なんでって言われても困りますよね。できないことや能力がないことを責められていると感じる言葉です。
できないことに注目する減点主義の親
私の例を少しお話すると、子どものころから母親に褒められたことがほぼありません。私の記憶に印象として残っているのは、母に褒められたくてやったことに対して、「あそこができなかったね」「ここがまだちゃんとしてないね」などの批評家みたいな言葉。子どもががんばったことに対する興味はきっとなかったのでしょう。
「そうか、私ってやっぱりだめなんだ」と、心に冷たい風が吹き抜ける中、ひとりぼっちで歩いている自分のイメージが浮かんできます。そんな子ども時代を通して、嬉しそうな顔をする母の記憶はほぼ残っていません。
タオマリエのクライアントさんの例でも、テストで100点ではなく90点を取ってくると、その10点がなぜできなかったのかと親から叱責されていた、と言う方もいらっしゃいました。
価値があると感じる場合
子どもの気持ちに寄り添う
では反対に、自分は価値があるんだと感じられるメッセージとはどんな感じでしょうか。当然ながら、前述の無価値を感じさせる行為や言葉と逆になることは想像できます。
自分の話を聞いてくれる、怒らずに理由を聞いてくれる、困った時に助けてくれるなど。
そして言葉としては「あなたは優しいね、偉いね、しっかりしてるね、がんばるね」などの誉め言葉。できないことや失敗などを「なんで~なの」などと責めたり、ケチをつけたりしないで、「次があるさ」なんて慰めてくれたりする。
スーパーで見かけた外国人の親子
10数年以上前、まだそれほど外国人の家族を見かけることがなかった頃に、スーパーの出入り口で外国人らしいお母さんと4・5才くらいの子どもが座り込んでいるのを見ました。正確には子どもがしくしく泣きながら座り込んでいて、お母さんが子どもの顔を覗き込むようにしていました。
ちょうど出入口でもあったので、少し通行の邪魔になっていました。一緒にいた私の母は「こんなところにいたら通る人の邪魔になるよ」「人の迷惑を考えられないのかね」と不満げに私に言ってきました。
たしかに、通行の邪魔といえばそうだったのですが。私はその親子の風景を目の当たりにして、まず驚きの感覚が湧いたのを覚えています。
私が驚いた理由とは
「えー!泣いている子どもに静かに寄り添っている母親なんているんだ」って正直びっくりしたのです。泣いたりダダをこねる子どもを、そのまま許すなんてそもそも考えられないし、子どもをしつけられないダメ親の証明なのだ、くらいに当時の私は思っていたからです。
その、東南アジア人らしいお母さんは、優しく子どもに手を添えて見守っているように見えました。子どもが何か言う言葉を、慌てずに、そして怒りもせずに聞いて応答している様子でした。
子どもには何か泣きたい理由があり、スーパーの出入り口であっても泣いてとどまっていることが許され、お母さんはそばにいて、子どもの言葉(気持ち)を焦らず怒らずに聞いている・・・・
その光景は、私の子どものころには想像もできないものでした。私の母親の対応は真逆でした。泣いている頬をつねられたことや、自転車で転んで泣いている私を、ひとりで立ち上がるまで鬼の形相で睨んでいた、そんな悲しい記憶が今でも鮮明に残っています。
受容的親のメッセージの大切さ
安心感と信頼が育っていく
この親子の例に対して、そんな甘やかすとダメな人になる、わがままを許してはいけない、人の迷惑を考えさせないといけない、などと考える人もいるかもしれません。もちろん、子どもが社会に適応する人になることは重要です。
しかし、子どもの心の成長という別の視点から見ると、もっと重要なことがあります。
まず、何より、自分の気持ちや自分の欲求を受け止めてくれる人がいる、ということです。相手の顔色を心配することなく、自分をそのまま受け入れてもらえる、ということなのです。それは大きな安心感の土台となります。自分はそのままで愛される、という安心感です。
そして、そのままで自分が誰かに愛され、守られる、という安心感は、自分はこれでいいという自分への信頼を育てる肥料になります。
そのような安心感と信頼を心の中に育てることができた人は、「自分に価値がない」という感覚を持つ必要がありません。そして、自分に対する自信のなさで悩むこともないといえます。
条件がついた受容メッセージ
最後にもうひとつ、大切なことを補足したいと思います。
子どもががんばったことを褒めたり、うまく行ったことを喜ぶことは「受容的な」親のメッセージであり、子どもが自分は価値ある存在であると、自然に感じて生きていけるサポートになります。
しかしここで注意点として心にとめてほしいことがあります。それは、条件付けの受容です。
子どもを褒める時に、無自覚に条件付けをしてしまうことがあります。例えば、「ごはんをたくさん食べて偉いね」「お母さんのお手伝いをして偉いね」「いつも笑顔で可愛いね」「元気でいてくれて嬉しいよ」など。
条件がついていることに気づきましたか?案外気づいていないことが多いです。条件をつけて褒める場合は、条件をクリアしないと褒められない、ということになります。つまり、条件をクリアできない自分はだめだ、価値がない、という気持ちが自然に働いてしまうのです。
もしあなたはお子さんがいて、褒める時は、ぜひ条件を取っ払って褒めてみてください。
例えば、「いつも元気でいてくれてお母さん嬉しいよ、でも元気のない時もお母さんにとって、代わりなく大切な子どもだよ」と言う感じで。
こんな風に長ったらしく言うのも大変かもしれません。要するに、条件をクリアしている時だけでなく、しない時でも、親は変わりなく自分を大切に思ってくれている、と子どもが理解できればいいのです。
タオマリエのお勧めの言葉
タオマリエからのお勧めは、「○○がお母さんの子どもでいてくれて嬉しいよ」や「お母さんのところに生まれてきてくれてありがとう」。
これはあなたのパートナーや友人にも同じような言い方で、応用できますよ。「私を選んでくれるなんて感謝しかない」なんてね。
そして、あなた自身にも!「私で生まれてきてよかった。私を誇りに思うよ」と自分自身につぶやいてみてはいかがでしょうか?
受容、安心、信頼、価値ある自分という存在。ぜひこれらのことを思いめぐらしてみてください。
関連する記事:『自分の価値って何だろう』 『自己肯定感に必要な心の栄養とは』
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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)
20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。
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