静岡で心理カウンセリング【お客様の成果】自分を責めることがなくなりました - アダルトチルドレンのための静岡発 磐田浜松 心理カウンセリング

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静岡で心理カウンセリング【お客様の成果】自分を責めることがなくなりました

2020.4.22 (2021.3.6更新)


こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。

本日は、昨年暮れに「しやなかな心の習慣作り」サポート(心理セラピーとココロケアトレーニング)を完了したクライアントさんの成果を皆さんにシェアいたします。

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ネガティブ思考だから仕方がない?

袋井市にお住まいのEさん(30代、会社員)のお悩みは、人との人間関係はそれなりに作れても、相手の表情をうかがったり、勝手に悪い想像をしてしまう。

また、相手の欲求にノーと言うことができなかったり、自分からはお願いができなかったりする。

自分に自信がなく、相手の態度や言葉ですぐに落ち込み、職場でも家族の中でも「私なんて、いる意味があるんだろうか」と考え自分を責めてしまう・・・

そんなお悩みを抱えて、昨年の夏の終わりごろ、汰緒鞠映のセラピールームを訪ねてくださいました。

「なんとかしたいけれど、どうしたらいいのかわからない」という思いを抱えたまま、悩み続けてしまうジモジョの方がとても多いです。

Eさんも、自分はネガティブ思考だから、これはもうどうしようもないんだ、と思っていらっしゃいました。

タオマリエのセラピールームに初めて訪問いただく方には、人が悩んでしまう心のしくみをご説明した後、ご本人の話をうかがい、何故そうなっているのかについて、背景にあるビリーフ(子どもの頃に決めてしまったマイナスの思い込み)のことをお話しています。

ビリーフというものは子どものころの自分の決断です。

自分で決めたものは自分で変えられる、それが「しなやかな心の習慣作り」で取り組んでいくことのひとつだとお伝えしています。

Eさんのようなネガティブ思考も、そのおおもとのビリーフが変わることで、変わっていくのです。

私の話にEさんは「こんな私でも変わる方法があるなんて」と希望を感じられたようでした。

ビリーフを取り入れた理由

「いじめ」という辛い経験

相手の顔色を見て、悪い想像をして、自分を責めてばかりのEさんは、いったいどうやって、そんな心のクセにつながるビリーフを取り入れたのか、心理セラピーセッションでさぐっていきました。

対話を進めていくと、主に二つの要因に行き当たりました。

ひとつは小学校時代の「いじめ」という辛い経験。

いじめは、どの人も多かれ少なかれ、子ども時代に経験する出来事といえるかもしれません。

多くの場合、その辛い出来事は思い出したくないもの、消してしまいたいもの、なかったこととして記憶の隅に追いやっています。何故なら、思い出すには辛いだけでなく、屈辱的で悔しいことだからです。

選んだ戦略は「我慢」

Eさんの場合、親にも誰にもいえず「我慢する」という方法を選んだのです。

もしその時に、お母さんやまたは別の誰かが話を聞いてくれたり、かばってくれたり、なぐさめてくれたりしたら、ひょっとしたらEさんのビリーフは違っていたのかもしれません。ひとりでどんなに辛く苦しく、悔しかったことでしょうか・・・

一回目のセッションは、自分の中にしまい込んでしまっていた気持ち(未処理の感情)を、安心安全な環境の中で解放するということを行いました。

感情を解放していくプロセスの中では、クライアントさんは忘れていたことを思い出したり、何かの氣づきを得ることが多いです。

Eさんに起こった氣づきも、大きく意味のあることでした。それは、いじめを受けたのは「自分のせいではなかった」ということ。

彼女は長い間ずっと、自分が悪い、自分がダメだからだと、理不尽な理由を受け入れてきたけれど、そんな必要などなかったのだと、はっきりと理解したのでした。

お母さんの「よい子」という選択

もうひとつの要因は、セッションの回数が進むうちに現れてきた、Eさんが「エキセントリックな母親」と形容するお母さんとの関わりでした。

長女のEさんは、子どもの頃から、お母さんが望む自分になろうと、頑張ってきたのです。でも、望みの高いお母さんを満足させることはとても大変だった・・・

実は、Eさんとお母さんとの関係は、Eさんが6か月のサポート終了後に書いてくれた感想からもわかるものです。タオマリエのサポートを受ける前と受けた後で何が変わりましたか、という問いに対して、こんな風に答えていらっしゃいます。

『私も自分の気持ちを大事にしていいのだと知りました。他の人が期待する通りに過ごさなければいけないと思っていたのが間違いで、自分の気持ちに沿っていいのだと知りました』

このコメントが示す他の人とは誰のことだと思いますか?

「他の人」の後ろには、まさにEさんの子どもの頃のお母さんの姿が見えます。

Eさんの頑張りや気持ちを理解することなく、自分の希望ややり方を押しつけてくるお母さんです。

そのようなお母さんの期待する通りに過ごすことが良いことで、自分の気持ちを大事にしたり、自分の気持ちに沿ってはいけないのだ、と小さなEさんは決めてしまった、というわけです。

その方法を大人になっても、周りの人たちとのつながり方に採用し続けていました。

出口のない迷路

決して満足しない相手を喜ばせることほど、難しいことはありません。

そもそも相手の考えていることは、本当はその人にしかわかりません。

それなのに、自分は相手の気に入るように振舞おうと頑張るのです。でもその相手は、自分のことをダメだと思っているに違いないと心には不安がつきまといます。

そのような、ぐるぐるとした葛藤をいつまでも続けてしまうのです。

これはもういわば、いつまでたっても、出口にたどり着けない迷路をさまよっているような状態です。

「ありのままの自分ではいけない」

「自分には価値がない」

「自分の考えを持ってはいけない」

「甘えてはいけない」

「自分は愛されない」などなど。

Eさんはたくさんの典型的なビリーフを抱えていて、自分の能力、価値、生き方に多くの制限をかけてきてしまったのでした。

「しなやかな心の習慣作り」で取り組んだこと

湧いてくる思考が変わった!

心理セラピーセッションでビリーフをゆるめていくとともに、ココロケアトレーニングで平行して、偏った心のクセをニュートラルに戻すためのワークや、自宅でできるセルフワーク(思考・感情・言葉の習慣づくり)も練習していきました。

Eさんはこれまで、職場でも「自分が役に立っていない」と感じることが多く、ストレスの大きな要因になっていたのですが、セッションが進むうちに上司や同僚の言葉や態度が、自分を責めていると感じることが減っていきました。

これまでは、自分のできない所ばかりに目をやっていて、自分を責め、そのせいで落ち込みも激しかったEさんですが、そのような心のクセが次第に小さくなっていきました。

セッション7回目を迎えた頃には、職場や家や様々な場所で、これまでとは違う感覚や気持ちを抱くようになっていらっしゃいました。

それは例えば・・・

–  映画を見たり歌を聞いたりして感動し、感情があふれ出して泣いている自分に驚く。

–  昔は少しでも散らかっていると「部屋の片付けもできない」と自分を責めたけど、今は片付けができた時に自分を褒めている。

–  職場でミスをすると「自分なんている意味ない」とよく思ったけれど、今は「ではどうしたらいいか」と考えるようになった。

–   趣味の時間を持つのも以前は罪悪感があったけれど、自分の好きな手芸をしたり、お料理教室も楽しく通っている。

Eさんいわく「悩み方が変わりました」そして「自分を責めなくなりました」とのこと。

自分を責める代わりに、別の選択肢に目が向くようになり、自分のできる方法で実行するようになっていらしたのです。

ネガティブ思考だから仕方がない、とあきらめかけていた半年前とは大きく変わったんですよね。

自分らしさを取り戻していく

その変化は、これまでフタをしてきた本当の自分らしさを取り戻し始めた証(あかし)と言えます。

『私自身、もっと早く汰緒さんに会っていればもっと早くに楽になれていたのかなと思いました。』とEさん。でも、これまで長い年月閉じ込めていた「あなたらしさ」は、どんどんと内側から溢れ、そして輝いていくのですから、大丈夫!

これからもっと自然に自分らしく、自分を大切にして、周りの人たちとつながっていかれるはず、と信じています。

タオマリエから、ご自分を信じ続けていくEさんにエールを送ります。

*****

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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