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静岡磐田で心理カウンセリング – 自己肯定感が足りないと感じる時、あなたの中の小さな子どもを探そう

2021.8.13 (2021.8.15更新)


こんにちは、汰緒鞠映です。

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今日のお話のテーマは「心の中にいる子どもの自分」です。「インナーチャイルド」とも呼ばれます。

あなたの心の中には、子ども時代の自分が存在しています。「子ども時代の自分」とは、正確に言うなら、大人のあなたが子ども時代に持っていた思考・感情・行動にスイッチングした心の状態になることを言います。

交流分析という心理学では「心の自我状態」という表現をしています。

タオマリエの心理セラピーやセルフワークの中でも、クライアントさんにはご自分の「インナーチャイルド」と対話する方法をサポートしています。

自分の心の中に忘れられていた「子どもの自分」に気づき、そのインナーチャイルドを癒すことで、自信のなさやマイナス思考のお悩みを抱えた方々が、自信や安定を取り戻していくことが多いです。

私自身のインナーチャイルドとの出会い

私がインナーチャイルドという概念に出会ったのは、心理学を学ぶ前でした。昔から占いや不思議なことに興味があったので、ひと頃は前世療法とかソウルメイトの考え方に惹かれていました。

そして、スピリチュアル系の講座やワークを受ける中で、心の中に抑え込んだまま取り残されている子ども時代の自分がいる、ということに気がつくことができました。

子ども時代の自分の心の状態を理論的に理解するようになったのは、その後、交流分析という心理学門を学び、心理療法を受けるとともに、仲間と一緒に学びを深めてからです。

そこで初めて、インナーチャイルドとは神秘的なものではなく、どの人の心の中にも存在する自分自身の一部なのだとわかったんですよね。

それは、記憶の中のあの頃の自分の感覚、気持ち、感情が呼び戻される経験です。言い換えると、自分の心が、その時のままよみがえってきている感覚。

私の場合、一番最初に出会った私のインナーチャイルドは、スピリチュアル系のワークの中でしたが、こんな風に叫んでいました。

「お母さんとおばあちゃんが仲良くしてほしい、家族皆で楽しく笑いたい」

とても悲しくて孤独で、泣きながら切実に叫んでいる自分でした。

その時初めて、自分の願いがそのことだったとわかり「そうだったんだ」と驚いたんですよね。そんな風に願っていたなんて思ってもみなかった。

子どもの頃の私の家の中には、仲が悪い大人同士の冷たい壁があり、私はこの暗い空気の家からいつか脱出する日をずっと夢見ていました。仲良くしてほしい、なんてお願いしても無理だとあきらめていたのだと思います・・・・

私のインナーチャイルドは、絶望感、無力感、悲しさ、寂しさ、そして行き場のない怒りを抱えたまま取り残されていたんですよね。

あなたはいかがでしょうか。私と同じような経験や感覚を持っていませんか?

傷ついたままの子ども

インナーチャイルドの特徴は、何らかの傷つきをもっていることです。

私たちは、子どもの頃に悲しかった経験、ショックだった出来事などと、その時の辛い感情を、その記憶の中に一緒に閉じ込めます。そして、その記憶と類似性のある出来事や言葉や人物などと出くわすことによって、その時の心の状態(インナーチャイルドの傷つきの記憶)が呼び起こされるのです。

私はその後、心理療法を受けることで、セラピーの中で、子どもの自分(インナーチャイルド)と何度も出会っていき、自分のインナーチャイルドの共通するパターンがわかりました。

それは、いつも自分の本当の気持ちをなかったことにして、いい子を演じている自分。だけど、とても傷ついていて、あきらめていて、悲しくて、でもそのことを誰にも気づかれないようにしている・・・

忘れていたなあと思える昔の自分でした。

インナーチャイルドを癒すことの効果

もう昔のことだし、今は忘れているんだから、別にいいんじゃない、とあなたは思うかもしれません。しかし、実際には傷ついたままのインナーチャイルドを癒すことの効果はかなり大きいです。

アダルトチルドレン特徴を持つ人たちは、私も含めて、自尊心が低く、自分に自信がなかったり、自分が嫌いだったりする人が多いです。

その人たちの心の内を見てみると、自分のままでは愛されない、自分のままでは許されない、と当たり前のように感じていたりします。自分の本当の欲求や感情を出すことはいけないことだ、と禁じている人もいれば、相手の思う通りに振舞うことしか自分には許されない、と思い込んでいることもあります。

これらは、インナーチャイルドがそのように信じ込んでいるのだととらえることができます。

自分はもう大人になって、自分の面倒は自分で見られるし、外見も子どもの頃とは全く違っているのに、自分の中にいる傷ついたインナーチャイルドはそのまま置き去りにされています。子どもだったあの頃の、さみしさ、怒り、悲しみ、怖れを抱えたまま、自分が選んだ思い込み(「自分らしくすると愛されない」など)を手放せないでいます。

もし、あなたが自分に自信がなく、自己肯定感の低さやマイナス思考で人生が苦しいと感じていて、このままではいやだ、幸せになりたいと願うのなら・・・

忘れられていた自分のインナーチャイルドを見つけて、寄り添い、癒すことが、今の自分の問題や悩みを改善する近道になるかもしれません。

インナーチャイルドへの言葉がけ

例えば、自分に自信がないクライアントさんの場合、「自分の性格がダメだから(または能力がない、身体的欠点があるから)いけないんだ」など、自分が悪いと思い込んでいることが多いです。

タオマリエが行なう心理セラピーのインナーチャイルドワークでは、クライアントさんの目の前に、小さい頃の自分がいると想像してもらいます。そして、クライアントさんにその子がどんな様子かうかがいます。すると「元気がなく下を向いてる」「泣き顔をしている」「負けまいと体に力を込めて強がっている」などの言葉が出てきます。

想像とはいえ、あの頃の感覚、気持ち、身体の感じを思い出すことができます。

心の中から現れたインナーチャイルドに対して、まずすることは、優しく語り掛けることです。口に出しても、心の中でもどちらでもかまいません。

「どうして泣いてるの?」

「元気ないね、どうしたの?」

泣いていたり、元気がない理由を言わないチャイルドもいます。でも、自分にはわかりますよね。時には、自分が思っていなかったこと、気づかなかったことを言ってくれる時もありますから、辛抱強く耳を傾けましょう。

そして、自分がその子の優しいお姉さん(お兄さん)になったつもりで、その子が元気になるにはどんな言葉をかけてあげようかと考えます。

私の場合、自分のインナーチャイルドと対面する度に、涙が止まりませんでした。誰にもわかってもらえずひとりで我慢している子ども(私)が不憫でたまらなく思えて・・・・・

「かわいそうだったね」「よく我慢したね」「でも、もう我慢しなくていいよ」「私がついているから」「大丈夫」

想像の中で、チャイルドを胸に抱きしめながら、このような言葉をひんぱんにかけていました。

わかってくれる誰かとは・・・

私自身のインナーチャイルドワークの体験や、クライアントさんの様子を見てきて感じるのは、インナーチャイルドにとって一番必要なのは、自分の気持ちや感情をわかってくれる誰かがいてくれるということだと感じます。

子ども時代に、悲しい時、苦しい時、悔しい時、涙が出る時に誰かに共感してもらったり、守ってもらったりする経験が、私たちの心の中の安定感を育む力となります。しかし実際には、ひとりで我慢してしまうことがほとんどだったという人も多いんです。

そのような場合はたいてい、インナーチャイルドはうずくまって下を向いて緊張感で張り詰めていて、悲しそうな目をしています。その時の孤独感、寂しさ、悲しさ、心細さ、あきらめの気持ちを抱えたままで・・・

その感覚をわかることができるのは、誰でしょうか?

それは、他でもない、インナーチャイルドを抱えたまま今は大人になっている自分自身です。

クライアントさんがチャイルドにかける言葉は「大丈夫だよ」「あなたは素敵な子だよ」「あなたは全然悪くないよ」などが多いです。この言葉は、きっと自分が子どものころに大切な誰か(主に親)から聞きたかった言葉でしょう。

誰かから聞くことは今はもう無理なことも多いのです。その代わり、自分で自分に優しく声かけすることができます。

自分の気持ちや感覚は、自分が一番わかるからこそ、真実の言葉としてインナーチャイルドに響き、傷つきが癒されていくのです。

インナーチャイルドが癒され始めると、自分を責めてばかりで自信がなかったクライアントさんたちも、次第に自分をそのままに受けいれることができるようになっていきます。そして、今までの考え方や物の見方も変化していきます。

理屈や思考で悩みを解決しようとしてうまく行かない場合は、インナーチャイルドと向き合い癒すことが、やはり近道なのだと感じています。

*****

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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