マイナス感情を封印しているとどうなる? - 静岡磐田で心理カウンセリング - アダルトチルドレンのための静岡発 磐田浜松 心理カウンセリング

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マイナス感情を封印しているとどうなる? – 静岡磐田で心理カウンセリング

2025.11.30 New

磐田市北部ののどかなお茶畑を眺めながら・・・こんにちは、タオマリエです。

今日は、これまで色々とお話してきた感情について、もう少し広げてお話しようと思います。

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私たちは「マイナス」感情を避ける傾向があります。

そもそも、マイナス、という言葉に私たちは敏感ですよね。なになに、それは大変だ、取り除かなきゃいけない、無くさないといけない、とむきになったりします。マイナスと聞くだけで、損してしまう、悪いもの、という決めつけがあるようです。

でも、マイナスと言われる「怒り」や「悲しみ」などの感情にも大切な意味があり、役割があるのです。

感情の扱い方を知らない私たち

感情的になるのはよくない?

こんな風に思う人は多いのではないでしょうか?私たち日本人は特にその傾向が強いように思います。人前で涙を見せたり、自分の感情をさらけ出したりすることに抵抗があるようです。そのため、自分の感情を隠したり、抑えつけてないことにしたりします。

それ、普通でしょ?子どもじゃなくて大人なんだから、感情を表に出していたらやってられない、なんて思っているあなた。たしかに、自分の本当の感情を隠していないと、社会的にも人間関係でも、うまくやっていけない場合もあるでしょう。

しかし心理学的に言うと、感情を抑えつけたり無視したりすることは心身に害を与えます。そう聞いて、あなたはどう思いますか?

私ってひょっとして自分を無理させて過ぎていたかも・・・そんな風に少しでも思えたなら、ぜひこのまま最後まで続けて読んでくださいね。

感じないようにする習慣化

悲しみや怒り(マイナス感情)の封印

何かの出来事や誰かの言葉で傷つけられた時、その時はそのことに気づかないものです。たいていは、あとになってその場を離れてから、自分に何が起こっていたのか振り返ることになります。

クライアントさんからよく聞く言葉は「頭が真っ白になった」というもの。思考が停止した状態です。しかし身体はたしかに反応しています。ドキドキしたり、体が硬直して冷たくなったり。

そして、その場を離れたり、時間がたったりしてから、自分の気持ちに目を向けるゆとりがでてきます。その時の情景や相手の言葉を思い出して、初めて自分の気持ちに気がつくのです。

相手に言い返せなかったことが悔しい、決めつけられたことが悲しい、など。

このような状況が日常的に頻繁に起こる場合には、自分を守るために「感じないようにする」クセをつけ、それが習慣化していきます。

職場や対人関係でも起こる

感じないようにする習慣化は、職場やグループなど対人関係の問題でも起こります。その場合、その環境に問題があることが多いのです。

周囲の人は、自分がどう感じているかわかってはくれません。結局、そんな風に反応する自分が悪いんだ、という自責的な気持ちでおさめることになったりします。

誰にも共感してもらえない環境にいると「感じないようにする」習慣がさらに強化されてしまいます。感じないことで防衛しているといえます。

怒りをうまく扱えない場合の二つの道

家庭の中に暴力が存在する環境で育った子どもは、特に「怒り」の感情をうまく扱うことができません。どうするかというと、二つの真逆の方法で、自分の感情に対処することになります。

ひとつは、衝動的になり、怒りの気持ちのコントロールが欠如してしまう状態です。何かのきっかけでいったん怒りの感情が活性化すると、もう止められなくなります。

もうひとつは、怒りの気持ちを抑圧して封印してしまうこと。これにより「相手にちゃんと話すこと」や「嫌だ、ということ」や「自分のニーズを求める」ことができなくなります。

私のクライアントさんには、怒りの感情爆発を起こしたり、感情の封印をしている人が多いです。しかし生育環境において明確な「暴力」が見られない場合もあります。その場合はほとんど、親(養育者)に守ってもらった愛着体験の不足という背景があるように思えます。

(参考記事:愛着については「愛着スタイルの作られ方」をどうぞ)

プラス感情の封印

「幸せは自分に値しない」感覚

人が封印してしまうのは、マイナスの感情だけとは限りません。場合によっては、喜びや幸せも「なかったものになる」ことがあります。

なぜなら、その人にとっては喜びや幸せは人生において未知のものであるため、恐れるべきことだからです。そのため、喜びや幸せは「なかったことにするべきもの」と感じ、さらに「自分には値しない」と思えるのです。

「楽しんではいけない」という決断

生育環境においては、母親が病気がちな場合や、嫁の立場の忙しさからかまってもらえない場合などには、子どもは「楽しんではいけない」という決断をする場合があります。

私が30代の頃は、この感覚がひどかったです。自分がのんびりしたり、くつろいでいる時間がとても苦痛でした。主人や娘が二人でゲームをしたりお絵描きをしているそばで、自分は家事や料理や読書など、別のことをしていました。一緒に何かを楽しむことが苦痛で、10分も持ちません。ちょっとでも楽しんだり幸せを感じる自分に罪悪感を感じるので、つらかったのだと思います。私には幸せになる資格がない・・・当時の自分は、そんな感覚に襲われることがよくありました。

「不機嫌な自分」にコンパッションで寄り添う

先日、30年以上前にご縁があり、その後長年会っていなかった知りあいの人から「昔のあなたは、機嫌が良い印象がほとんどなかった」と言われ小さなショックを感じました。それはそうだったろうな、と思えるし、そうやって生きていることで精一杯だった自分を思い出しました。

あの頃の「不機嫌な自分」は、自分の「楽しんではいけない」決断や、「幸せになる価値がない」感覚の理由もわからず、ひたすら頑張っていたのです。

でも、心理療法や心理学や心のしくみを理解している今の私は、「昔」の自分の状態に対してコンパッションを働かせることができます。

(セルフコンパッションの記事:「あなたに活用してほしいセルフコンパッション」

苦しくても頑張っていた頃の私、子どものころ寂しかった私、いろんな私を、今はとてもとても大切に思え、誇りを感じるのです。

「感じないこと」の弊害

センサーが働かない

感情を抑圧し封印することは、心身に悪影響があるから、良くないと冒頭に書きました。それは以下のような理由からです。

感情と身体感覚はセンサーの役割を持っていると言われます。「感じないようにする」ことは、センサーが無感覚な状態になることを意味します。

すると、「自分に何が起きているのか」「どんな影響があるのか」「自分の必要なものは何か」「それをどうやって得られるか」などについて、参考にするものが何もありません。

歪んだ思考に頼るだけ

センサーが働かずに、直感にアクセスできないために、まるで目が見えない状態になります。こうなると、マニュアル通りの論理的思考に従うしか方法がありません。しかしその思考は「感じないようにする」という決断を生じさせた、すでに「歪んだ思考」だと言えます。

(歪んだ思考について:「心理カウンセリングの効果③人間関係が変わる」)

タオマリエのクライアントさんも、感情を封印していて、思考優位の人がかなり多いです。セッションの中で、傷ついた時の自分の「感情」について尋ねても、感情ではない答えが返ってきます。

「そんな風に人を傷つけるなんて恥ずかしい」とか、「そんなことしかできない相手は気の毒ね」という感じで、自分の悲しみや傷つきに目がいきません。感情を抑えることをしてきた私たちは特にその傾向が強いです。

では、グルグル思考ばかりで、自分の感情がわからない私たちはどうしたらいいのか、続きは次の記事に書いていきます。

 

・・・・・

 

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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