静岡で心理カウンセリング – 自己肯定感を増やす方法
2020.2.12 (2021.1.3更新)
こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。
私のこの名前はビジネスネームで、もともとは四柱推命鑑定士の資格をいただいた時に、自分で命名したものです。
名前の画数を五行で判断すると、三運(祖運、主運、初運)の要素がすべて「木」で、調和がとれていて大樹のように伸びて大きくなる名前なのです!(『姓名判断入門』 田口二州著)
そして、この名前には、「細い一本の糸が時をへて太く丸く育っていき、やがて鞠のようにまんまるく、明るく人々を照らす光となる」という願いが込められています。
皆さんに、もっと光を届けることができるよう、今日もブログを書いていきます。
今日のブログでは、自己肯定感について再び取り上げます。
自己肯定感の低さは、自分の価値に対する不安定な感覚が関係しています。多くの人が「自分が大切な存在だ」と氣づいていません。実は、これはとても大きな損失なのです。個人にとっても、そして社会全体にとっても。
Contents
生まれた時から価値のある私たち
自分がアダルトチルドレン(AC)だという認識を持っていらっしゃる方は、やはり自己肯定感の低さでお悩みのことだと思います。
さきほど述べたとおり、この悩みは「自分の価値」に関するものなのです。
自分は生まれた時から価値のある大切な存在なのだと、あなたは知っていましたか?
そもそも、子どもの頃、親からこの重要な事実を教えてもらい損なった人たちがとても多いです。そして、親からみても、子どもの価値は、親の言うことを聞く良い子であったり、成績の良い優秀な子だったりしました。
親からの愛情には条件がつくことが普通だったのです。
条件がついている場合は特に、子どもは親が気に入る自分になろうと頑張ってしまいます。
なぜなら、子どもにとって親の愛情(保護)を失うことは、死活問題だからです。親の保護がなければ子どもは生きていくことができません。
でも、子どもの身からすると、親は自分を守ってくれ、面倒を見てくれる、無条件で大好きな存在なんです。大好きな人を喜ばせるのは、純真な子どもの喜びであり、その逆に大好きな人から嫌われる、ということはとてつもなく悲しく情けないことなのです。
だから子どもにとっては、親が、どんな自分でも(親の思い通りでなくとも)、自分の存在を喜び、一緒の時間や気持ちを共有してくれる、ということが何より大切です。そんな経験や感覚を多くもらえた子どもほど「自分の価値」の土台が安定した大人に成長していくと考えられます。
自分らしくいても不安や心配をせずに日々を過ごせることほど、子どもにとって自然なことはありません。しかし、現実はなかなか難しいものです。
自分は迷惑な存在だと感じることが多かったし、親から嫌われていた・・・そんな子ども時代だったなあと思える人は、「やはりもう手遅れなのか」と感じてしまうかもしれませんね。
でもちょっと待って!そんなことはありませんよ。
人の心はしなやかにできているものだから、今からでも自己肯定感を増やすことは十分できるんです。
自分は価値ある存在だという感覚を育てる
何度もいいますが、自己肯定感は「自分の価値」と結びついています。
ということは、自己肯定感の低さは、本当の「自分の価値」に氣づくことで、自然に高くなるのです。
そのためには、先ず「自分はもともと価値のある存在だ」という感覚を心の中に育てていくことが必要です。
大人になっている今の自分でも、その感覚を増やしていくことが可能です。
私タオマリエは、心理カウンセラーとして、「しなやかな心の習慣作り」プログラムの心理セラピーセッションの中で、クライアントさんに対して、そのような感覚を増やせるサポートを行っています。
そしてもちろん、自分ひとりで行うやり方もあります。
今回のブログでは、ひとりで行える安全な方法を示しますので、トライしてみてください。
自己肯定感のセルフワーク
ステップ1)自分の欠点を言葉にする―
あなたには、自分の気に入らないところ、だめだと思っているところ、嫌なところ、欠点だと思えるところがどのくらいありますか?
それをひとつづつ言葉に出していきましょう。
「おっちょこちょいなところ」
「心配性なところ」
「飽きっぽいところ」
「人を疑ってしまうところ」
どんなことでも、ひとつひとつ言葉に出します。
ステップ2)その時の自分の気持ちを受け入れる―
全部出したら、その中で本当に気になるものをひとつ選んでください。
もう一度そのことを口にします。
「心配症なところ」
そう言った時に、自分が感じる気持ちに目を向けたら、例えば、こう言いましょう。
「そうか、心配性なのが嫌なんだね」
「そんな自分が情けないんだね」
「そんな自分じゃ、ダメだと思っているんだね」など。
こんな風に、自分の気持ちを受け入れます。
「そうなんだね、そんな風に感じてたんだね」と、自分を受け入れます。
ゆっくりと呼吸をしましょう。
ステップ3)自分をそのまま肯定する―
ここで、自分がこれまで「嫌いな自分」を否定してきたことに氣づくはずです。
でも、どんな自分も今は否定してはいけません。
「いいんだよ、どんな自分でも」と肯定します。
「そうやってきたんだよね」
「私にはわかるよ」
「私は知ってるよ」という感じで優しく言いましょう。
ゆっくりと呼吸しましょう。
ステップ4)自分に寄り添っている感覚を感じる―
これまで自分を否定してきたあなたは、今初めて自分を肯定したのかもしれません。
そんな自分ではいけない、と抑え込もうとしてきたことは、逆効果だったのです。
どんな自分でも受け入れるよ、そんな自分をよくわかっているよ、という感覚を感じてみましょう。
ゆっくりと呼吸をして、自分に寄り添う感覚を続けてください。
涙が流れてきたら、抑えないでも大丈夫です。
呼吸を繰り返しているうちに、心が安心感やリラックスで満ちてきます。
そうしたら「ありがとう」と言って終了しましょう。
しなやかな心を習慣にしよう
今やっていただいたセルフワークは、自分を否定ばかりしてきた、硬くなってしまった心を、しなやかな状態に戻すサポートとなるものです。
ダメだ、欠点だ、と思って否定してそれを抑え込んだり、治そうとすることが、かえって逆効果だということを知らない人が多いです。私もその一人でした。
でも、嫌いな自分を受け入れる、許す、というセルフワークを何か月も続けていたところ、否定していた自分の個性を、嫌でも何でもないと思えるようになりました。その変化とともに、自信のなさや不安がどんどんと減り、自己肯定感がぐんと増していったのです。
心はそのような、しなやかさを持っているのです。
自己肯定感のお悩みを持つあなたもあきらめないでほしい、そう願っています。
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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)
20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。
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