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磐田浜松で心理カウンセリング – イライラ感の背景と解決法:イライラの奥にある本物の感情とは

2026.6.9 New

静岡県磐田市のお茶畑を臨むセラピールームから。

こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。

きっとあなたにも覚えがある「イライラ」感。理由がはっきりしないのに、特定の人や言葉や出来事に対して、イライラっとすることありませんか?

たいしたことではないのに、イライラしたりモヤモヤする・・・実はこの不快な気持ちには隠れた役割があるんです。

そのイライラの正体と、心の奥に隠された背景を見ていきましょう。そして心を穏やかにしていくための解決方法についてもお話ししていきます。

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イライラの正体とは

傷つくことから心を守る「偽物の感情」

イライラ、罪悪感、焦り、嫉妬など、理由がはっきりせず、不快に思える感情があります。これは心理学では「偽物の感情」と呼ばれます。専門的な言葉では「ラケット感情」や「代理感情」と言われます。

この偽物と呼ばれる感情は、あなたの心の奥底にある「本当の気持ち(本物の感情)」を包んで、見えないように隠す役割をしています。

たとえるなら、和菓子の「大福もち」を思い浮かべてみてください。 外側の白い「お餅(皮)」の部分がイライラです。そして、そのなかに大切に包まれている「あんこ」の部分こそが、あなたの本当の気持ちです。

心はわざわざイライラという皮を使って、本当の気持ちを隠そうとするのです。それはなぜだと思いますか?以下のような理由が考えられます。

隠そうとする理由

人は自分のとって大切なものは、奥の安全なところにしまおうとします。壊れやすいものも外に出さないようにするでしょう。

人が本当の気持ち(本物の感情)を包んで隠そうとするのは、以下のような理由からです。

  • 本当の気持ちを外にさらすのが怖いから
  • 自分にとってあまりにも大切な気持ちなので、誰にも触れられたくないから
  • 素直にその気持ちを出して、傷つくのが嫌だから

つまり、あなたがイライラするとき、自分を痛めつけるためにイライラしているのではありません。むしろ、これ以上傷つくことから健気に自分自身を守るために、無意識にイライラという不快な感情を使っているとも言えるのです。

しかし、守るためとはいえ、イライラ感をそのままにしておくと、心にはどんどんストレスが溜まってしまいます。ストレスを溜めたままにしておくのは、心にも身体にもよくありません。

クライアントさんの事例:

上司へのイライラと、子ども時代の記憶

ここで、以前にカウンセリングに来られた、あるクライアントさんの例をご紹介します。

その方は、職場の上司に対して強いイライラを抱えていました。「あの上司は自分とは全然考え方が違う。私の気持ちをまともに聞こうとしないし、いつも軽く扱われている。この人とは絶対にわかりあえない」と、日々ストレスを感じていたのです。

このイライラ(大福もちの皮)の背景を紐解いていくと、クライアントさんの子ども時代の環境へと繋がっていました。

安心感や温かさの不足

そのクライアントさんは、不仲な両親のもとで育ちました。家族そろってでかけることも少なく、家庭内に温かい会話や安心感が欠けていました。親は自分たちのことで精一杯で、子どもたちの気持ちを分かろうとするゆとりがありませんでした。クライアントさんは子どもの頃から、両親が仲良く会話する姿を願う一方で、「もうこの人たちに何を言っても無駄だ」というあきらめの気持ちを持ってきました。それは普段は心の奥底に眠っている記憶です。

上司に軽く扱われたと感じたとき、心の奥のその記憶がうずきました。「あんこ(本当の気持ち)」は、きっとこんな風に言っていたでしょう。

「私のことを気にかけてほしい」「私の気持ちをわかってほしい」と。

気持ちをわかってもらえず、自分の切実な願いが叶わない・・・。その「悲しみ」や「寂しさ」が自分の本当の感情だったのです。

クライアントさんは、上司の態度によって、かつて親に分かってもらえなかった「寂しさ」や「悲しみ」が刺激されたのです。その痛みに耐えるのはあまりに辛いので「イライラ」という盾で心を守っていた、と解釈することができます。

では、このようなイライラ感への対処法とはどんなものでしょうか。次に見てみましょう。

おススメの解決方法

本当の気持ちに気づき、寄り添う

イライラから抜け出し、しなやかな心を取り戻すためのお勧めの解決法は、「自分の本当の気持ちや感情に気づいてあげること」です。二つのステップでやっていきます。

ステップ1:自分自身に問いかける

イライラを感じたときは、少し立ち止まって、自分自身に優しく自問してみてください。

「私はいつもどんなときにイライラするんだろう?」 「どんな相手に対して、この感情が湧くのだろう?」 「これと同じような状況や気持ちを、昔(子どもの頃)も感じたことはなかったかな?」

そうやって探っていくと、なんとなく感じることやイメージが出てきます。

「私は、相手にわかってもらえないことを寂しく感じているんだな」「自分を大切にしてもらえていないと思えて悲しいんだな」「本当は、あの頃も今も、安心や笑顔、平和な時間が欲しかったんだな」など。

そんな風に、あの頃に抱えていた本当の気持ちが見えてきます。

ステップ2:見つけた気持ちに徹底的に寄り添い、肯定する

本当の感情(寂しさや悲しみ)に気づくことができたら、次はその気持ちを持っている自分自身に、どこまでも寄り添ってあげます。

まずは、その時の気持ちをそのまま言葉にして認めてあげましょう(肯定)。

  • 「つらかったね」
  • 「寂しかったよね、わかるよ」
  • 「あんな風になったら、誰だって悲しいよ」

こうして、自分の味方になってあげる。これが一番大切なことです。 そのうえで、傷ついている内なる自分(インナーチャイルド)に向けて、温かい励ましの言葉をかけてあげてください。

  • 「これからは、私があなたの味方だよ」
  • 「もう大丈夫だよ」
  • 「何かができてもできなくても、そのままのあなたでいいんだよ」

タオマリエの心理カウンセリングでのアプローチ

私のカウンセリングでは、上に書いたようなセルフコンパッション(自分への慈しみ)を行う際、「お腹にそっとクッションをあてて優しく抱きかかえるようにしながら、これらの言葉を自分に届けるアプローチを取り入れています。

物理的に温かさや安心感を感じることで、頑なになっていた心の防衛(イライラ)が、より優しく解きほぐされていくのがわかります。

さらには、お腹のクッション自体が、傷ついていた子どもの頃の自分だとイメージして、「○○ちゃんは、よくがんばったね」「でももう無理しなくていいよ」「一緒にいるよ」などと声をかけていきます。

クライアントさんは、「大人の今の自分 対 インナーチャイルドの自分」という二者の対話を心の中で続けていくのです。

やさしい時間が流れるひととき。傷ついていた自分のインナーチャイルドを癒す大切なステップです。

関連記事『自己肯定感が足りないと感じるとき、あなたの中の小さな子どもを探そう』

いつでも駆けつけてくれる最強の味方

わかってもらえ、味方をしてもらえること

「自分のことをわかってくれる人がいる」「どんな時も味方になってくれる人がいる」と思えるとき、人は心の底から安心し、本来の元気やパワーを取り戻すことができます。

もし、身近な家族や友人にそのような存在がいれば、それは本当に有り難く幸せなことです。しかし、たとえ今、周囲にそういう人がいなかったとしても、がっかりする必要はありません。

あなたには、世界で一番あなたを理解し、いつでも寄り添ってくれる、最強の見方がいます。

最強の味方は「あなた自身」

イライラという硬い皮の奥で、健気にあなたに気づいてもらうのを待っている「本当の気持ち」を見つけたら、どうか優しく抱きしめてあげてください。決して否定したりせず、寄り添い、受け入れ、肯定します。

このようなしなやかな心の習慣を、実践していくことで、あなたのこれからの毎日は、きっと穏やかな時間で満ちていくはずです。

感情に関する記事『怒りはワルモノではありません』 『悲しみ:『感情は大切な宝物』

怖れ(不安):『心の不安はどこから来るの?』

 

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このブログを書いた人

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!ココロケアトレーニング&心理セラピー汰緒鞠映(タオマリエ)

アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)

20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。

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