磐田浜松で心理カウンセリング – 傷ついたインナーチャイルドを癒すと起こる魔法とは?【前編】
2026.6.26 New
静岡県磐田市のお茶畑を臨むセラピールームから。
こんにちは、汰緒鞠映(タオマリエ)です。
「頭ではわかっているのに、つい感情的になってしまう」
「なぜか人と言い争いになってしまい、後から自己嫌悪に陥る」
そんなことはありませんか?
それは、普段は隠れているあなたの「インナーチャイルド」からのサインと言えます。
インナーチャイルドと聞くと、「スピリチュアルな話?」と思うかもしれません。でも、これは心理療法で登場する明確な概念です。
実をいうと、どなたの心にも存在するインナーチャイルドこそが、生きづらさや人間関係のお悩みを改善に導く「魔法の鍵」を握っているんです。今回は、その魔法の秘密をひも解いていきましょう。
まずはこの【前編】で、インナーチャイルドの基本的なしくみについてお話ししますね。
(*しなやかな心の習慣作り無料メール講座はこちらからどうぞ)

Contents
3つの心の自我状態
親・大人・子ども
タオマリエのブログをすでに読んでいただいているあなたには、この「自我状態」という言葉は耳馴染みがあるかもしれません。
私たちの心は、大きく分けて3つの「心の自我状態」で構成されていると考えられています。
* 親(Parent)
* 大人(Adult)
* 子ども(Child)
「自我状態」とは、その時々の人の「思考・感情・行動」の一連のパターンのこと。何かが起こった時、どのように考えて、どう感じて、その結果どう行動(表現)しているか、という心のクセのようなものです。
このうち、心が「子どもの自我状態」にスイッチした時の状態を、インナーチャイルドと呼ぶことができます。インナーチャイルドを映し出すこのモードは、あなたが子どもの頃に実際にやっていた「思考・感情・行動」を、そのまま再現するものと言われています。
インナーチャイルドからの「合図」に気づいていますか?
特定の状況になると、理由もわからず不快になったり、焦ってしまったり……。あるいは感情的になって強い言葉を吐いたり、普段の自分らしくない行動を取ってしまう。そんな経験がきっとあると思います。
そんな時、あなたの心は「子どもの自我状態」にスイッチングしています。
あの幼い頃に思ったこと、襲ってきた感情、その時の反応を、あなたの心が今、当時とまったく同じように再現しているのです。
いつもは冷静なのに、つい感情的になり、思ってもいない言葉や行動に出てしまう時。
それは、普段は隠れているあなたのインナーチャイルドが「ここにいるよ!気づいて!」と合図を送っているのだと知ってください。
私たちは、心のしくみを誰からも教えてもらう機会がありません。そのため、ほとんどの人がこの合図に気づかずスルーしてしまいます。そして「私らしくなかったな」と反省したり、「なんてダメな自分なんだ」と責めたりしてしまうのです。
傷ついたままのインナーチャイルド
感情が「氷の粒々」になって残る理由
人は幼い頃、怖さを感じたり悲しかったりした時、誰かが隣で寄り添ってくれたり、慰めてくれたりすると、その感情はスーッとおさまり、心に残り続けることはありません。
しかし、ひとりで怖さや悲しさをじっと我慢せざるを得なかった場合、その感情は、まるで「氷の粒々」のように冷たいまま心の中に残ってしまいます。これらを心理療法では「未処理の感情」と呼びます。
インナーチャイルドとは、いわば「未処理の感情を持ったまま、当時の姿で取り残されている、子どもの頃のあなた」なのです。
傷つきの記憶がなくても、身体が覚えている
タオマリエのカウンセリングでも、「小さい時のことはよく覚えていない」とおっしゃるクライアントさんはとても多いです。幼少期の脳は成長過程にあるため、はっきりとしたエピソード記憶として残りにくいのは自然なことです。
しかし、記憶は薄れていても、未処理の感情はインナーチャイルドがしっかりと抱え続けています。
頭では思い出せなくても、「何か寂しい感じがする」「なぜか胸のあたりが怖い感じがする」というように、感覚を身体が覚えているのです。
クライアントTさんの事例:コントロールできないイライラ
数年前にタオマリエのセラピールームを訪ねてくれた、男性クライアントのTさんの例をご紹介します。
Tさんは職場での人間関係に深く悩んでいました。同僚のちょっとした言葉に過剰に反応して口喧嘩になってしまったり、思わず暴言を吐いてしまったりすることが多いとのこと。「自分は誰からも嫌われている、自分のことも大嫌いだ……」と、激しい自己嫌悪に陥っていました。
彼に幼少期のことをうかがうと、記憶はおぼろげでしたが、「母親が自分を置いて仕事に行ってしまう時の、あの強烈な不安や寂しさ」が、セッションを通じて鮮烈によみがえってきました。
心の奥に、寂しさや孤独がずっと放置されていたのです。それこそが、Tさんのインナーチャイルドが何十年も握りしめていた「未処理の感情」の正体でした。
未処理の感情を消化して、自分を取り戻す
心理カウンセリングでは、このような心の奥の「氷の粒々(未処理の感情)」を、安全で安心な方法で少しずつ溶かし、消化していくことをめざします。
職場で突発的に出てしまう暴言や口喧嘩は、Tさんの心が「子どもの自我状態」にスイッチしている時に起こっていました。「頭ではわかっているのにコントロールできない」という時こそ、インナーチャイルドが必死に何かを訴えているサインです。
セッションを通じて、放置されていた悲しみや寂しさの感情にそっとつながることで、Tさんはインナーチャイルドの健気なサインに気づくことができました。そして、安全なステップで未処理の感情を消化していくことで、現在の人間関係のお悩みを根本から改善する道が開かれたのです。
インナーチャイルドが、本当に求めているものは?
あなたにも、つい感情的になって声を荒げてしまったり、涙が止まらなくなったりする瞬間はありませんか?
そんな時、あなたのインナーチャイルドは一体何を訴え、何を求めているのでしょうか。
反省して自分を責めるのを一回お休みして、その子の声に耳を傾けてみることが、悪循環を抜け出す大切な第一歩です。
先ほどのTさんのインナーチャイルドは、一体何を求めていたと思いますか?
実は後編でお話しするのですが、Tさんは「自分の胸ポケットに小さなインナーチャイルドがいる」と想像して、あるユニークな方法でその子をなだめることで、職場の人間関係を劇的に変えていかれました。
次回の【後編】では、Tさんの具体的なエピソードを交えながら、「インナーチャイルドとの具体的な対話の方法」と、そこから始まる「自分らしさを取り戻す改善への道のり」について詳しくお話しします。楽しみにしていてくださいね。
*****
*しなやかな心の習慣作り無料メール講座のご登録をお待ちしています。
*愛着診断もどうぞ:愛着タイプ診断(無料)始めました。 ⇒ https://w5agt.hp.peraichi.com/
* 心理カウンセリングに申し込む前に、『個別相談カウンセリング』をおススメしています。お問い合わせフォームからお申込みください。
*オンラインでのカウンセリングも行っています。遠方の方もぜひご利用ください。
このブログを書いた人
アダルトチルドレンのための「あなたらしさ」革命!!
静岡発 磐田浜松 しなやかココロトレーナー 汰緒鞠映(タオマリエ)
20代から過食症、不安症や、アダルトチャイルド特徴の自分に悩み続け、様々な解決方法を試すも、改善されないまま、英語のプロをめざして勉強を続け、英語講師、通訳、翻訳などの専門職に従事。その30年で、幅広い年齢、文化、背景の人々との交流から「共感するコミュニケーションの方法」を身につける。
55才で出会ったビリーフを書き変える心理療法で、それまでの生きづらさを解消し自分への信頼を得たことで、同じ悩みを抱える人のココロケアの仕事に転向。
心理セラピーセッション、個人相談、講座などでこれまで100人以上をサポート、自分らしさを取り戻し夢や希望に向かって人生を輝かせる人多数。
心理セラピーを基盤にした「しなやかな心の習慣作り」の実践者として、20代から60代の幅広い層の人々をクライアントに、地元での活動の幅を広げている。
無料メール講座のご案内
自信がない、自己肯定感が低い、人と比べて落ち込んでばかりのマイナス思考のあなたへ
頑固な心のクセを外して、本来の自分のパワーを取り戻すために!
「しなやかな心の習慣作り」を学べる5レッスン12日間無料メール講座